佐野さくらは、自動車整備の仕事をしています。
職場では愛想笑いを浮かべて、同僚たちの話に合わせているものの、自分は一切話をしません。
それには実は訳がありました。
ラブソングネタバレ1話!
一方神代広平は、さくらの職場の企業カウンセラーとして働いています。
女性の家を転々とする、ヒモのような生活をして、チャラチャラ暮らしていました。
しかし、女性にフラれて寝るところがなくなってしまい、夏希という女性の元へと転がり込みました。
夏希と神代の関係は、何か夏希の姉と関係があるようです。
ある日、桜は上司にコミュニケーションが苦手なことを克服しないとクビと言われ、神代のカウンセリング室に連れて行かれます。
誠実にカウンセリングをしてくれる神代の態度に好印象を抱いたさくらは、一生懸命話をしようとします。
しかし、さくらは、吃音だったのです。
うまく言葉が出ず、神代もそのことに気づきます。
さくらは親のいない児童施設で育ちました。
そこで一緒に育ってきた、真美、空一という友人と一緒に上京し、真美とは、一緒に暮らしていました。
ある日、真美は、結婚が決まったことを報告します。
真美はさくらに、結婚式でのスピーチをお願いします。
しかし、人前で喋ることのできない、さくらは困惑します。
しかし、真美の妊娠を知り、子供の頃からずっと一緒に歩んできた真美のために、スピーチをしてあげたいと思いたち、さくらは、吃音を治す努力をすることを決めます。
会社の同僚に押し付けられた新歓の店に、予約の電話ができずに真美に頼もうとしていたのですが、何とか自分で電話をしようと、練習をします。
そして実際に電話を掛けてみますが、言葉が出てきませんでした。
今度は店に直接行って何とか、用件を伝え店の予約が完了しました
一人で予約をなしとげた事に強い喜びを抱くさくら。
しかし、その喜びも一瞬でぺしゃんこにされてしまいます。
翌日同僚たちが、気が変わり、他の店を予約するので、桜の予約した店をキャンセルしてしまったのです。
さくらは、そのショックから無断欠勤をしてしまいます。
そのことを知った真美は、職を失ってもいいのか、これからどうやって生活していくのか、とさくらを叱ります。
二人は喧嘩になり、さくらは家を飛び出します
その一部始終を知った神代は、さくらを夏希のもとへと連れて行きます。
そして、本格的に、吃音を治すためにトレーニングをしていくことになりました。
神代は、会社の屋上で、さくらの鼻声を聞いていました。
それは、夏希の姉、春乃を彷彿とさせる歌声でした。
春乃とは、昔、神代と一緒に音楽をやっていた、今は亡きミュージシャンのようです。
神代は、さくらに音楽療法を提案し、夏希もそれを取り入れます。
最初はバカにしたようなさくらでしたが、帰ろうとする神代を引き止めるためか、がんばって歌い始めます。
急いで神代は、ギターを弾いて、さくらの歌に伴奏をつけます。
さくらの歌声は、最初弱々しく震えていましたが、最後は泣きながらも、心に残る強い歌声でした。
夏希は、「あの子、おねえちゃんに似てるね」と言います。
神代は、同意はしませんでしたが、心の中では同じように感じていたようです。
1話はおもに、さくらの吃音をテーマに、人が社会でどう苦しみながら生きているのか、ということがメインのお話でした。
それに、真美や空一の温かい仲間が応援してくれていたり、新たに出会った神代や夏希が関わってきたことで、さくらは吃音へと正面から向き合う覚悟ができましたね。
神代にも、何か過去がありそうでしたが、まだチラ見せで、詳しくは語られませんでしたね。
春乃は、神代の元恋人だったのかな?そして、夏希は、お姉さんの恋人だった神代を、昔から想ってきたのかな、今後、さくらとの三角関係になる?など、今後重要な役どころになってきそうですね。
演技未経験の歌手、藤原さくらさんも、一般の人に近い、飾らないキャラクターで、可愛らしかったです。
ラブソングネタバレ8話~さくらと空一がキス!!さくらを見守り続けた空一の勝利~
神代は、ついにシェリルへの楽曲提供に動き出します。
しかし、それはさくらの契約の話を前に進めるためでした。
神代は、さくらと音楽をやるという希望をまだ捨ててはいないのです。
一方、さくらは増村に喉の調子を診てもらい、精密検査が必要だと言われて不安になります。
しかし、引越しを控えている真美には言い出せず、一人で思い悩みます。
きっと、前向きな旅立ちをする親友に対して、心配をかけたくなかったのでしょうね。
真美の引越しの前夜、送別会としてさくら、真美、空一、野村がアパートに集います。
そして、真美はさくらに今までの感謝を伝えます。
真美「最後にこれだけは言わせて。愛してる、マジで」
さくら「私も愛してる、マジで」
二人は大笑いしてはしゃぎ合い、いつものように楽しい時間が過ぎていきます。
しかし明日の朝からは、真美のいない日常が始まるのです。
野村は今のさくらを落とすには
「そばにいてあげることだ」
と空一にアドバイスします。
学校でも、空一の頭の中はさくらのことでいっぱいです。
そこへ涼子が入ってきて、また空一にキスをしようとしますが、空一は拒みます。
「そばにいてあげればいいんじゃない?」
涼子は傷つきながらも、空一にアドバイスをしてくれました。
その頃、神代は増村に呼び出され、さくらの症状について知らされました。
手術で声帯を摘出する可能性があり、そうなれば声を失うかもしれないと。
そして増村は、心細いさくらのために、検査結果を伝える日に病院に来るように神代に言います。
そして、さくらはついに精密検査の結果を聞きに来ます。
喉の腫瘍は悪性で、手術が必要だと宣告されたさくら。
真美の結婚式のスピーチまで待って欲しいとさくらは頼みますが、増村に
「命の危険があるから、早いほうがいい」
と言われてしまいます。
診察室を出ると、神代が立っていました。
神代「俺にできることは何でもする」
さくら「何でも?じゃあ、好きになってって言ったら、好きになってくれるんですか?無理でしょ?ほっておいてくださいよ!」
神代「ごめん・・・」
黙り込む神代に、さくらは明るく笑顔を見せます。
「人のこと心配してないで、自分の心配して!シェリルの曲がんばって!先生の夢が叶うように応援してますから!」
傷つき一人家に帰ったさくら。
「もう真美はいないんだよなぁ・・・」とでも思ったかのように、アパートを見上げながら部屋に入ると、空一が待っていました。
思いがけず出迎えてくれる人間がいた嬉しさに、さくらは号泣。
「なんでおるん・・・?なんでおるんよ・・・?」
空一は優しくさくらを抱き寄せました。
”そばにいてあげる”の効果、抜群ですね。
弱っているときに不意打ちでいてくれるって、確かに泣けちゃいますよね。
翌朝、さくらは空一に喉のことを話します。
今まで弱さを誰にも見せなかったさくらは、空一に初めて本音をもらします。
「歌えなくなったら、生きてる意味がない」
空一はさくらを励まし、海に連れ出します。
そこで、偶然
「話し方をからかわれた」
という少女に出会い、さくらは少女を慰めるうちに自分の気持ちが固まります。
「私も周りが意地悪に感じたりもしたけど、人の優しさにも出会った。そして歌うことで、人生が変わった。自分を好きになれた。強くなれた。」
そして、さくらは手術を決意します。
増村に手術をお願いに行くときも、空一は付き添ってくれました。
さくらは後悔したくないと、単独ライブを開催することを決意します。
会社の人間と神代にもチラシを配り、神代は
「絶対行く」
と約束します。
そして、ライブ当日。
突然シェリルに呼び出された神代は、仕事を優先します。
これもまた、さくらの話を前に進めるためなのでしょう。
神代がいないことに不安を覚えるさくらですが、立派にライブをやり遂げることができました。
空一がついていてくれたからかな?
ライブ後、さくらと空一は屋上で話をします。
空一「俺、やっぱお前が好きだ。お前のいない人生なんて考えられねえ」
さくら「ずっといるじゃん、これからも、ずっと一緒にいるじゃん」
空一は、さくらを抱きしめ、キスをしました。
さくら「もうしゃべれなくなるかもよ?」
空一「いつもちゃんとしゃべれてねえじゃん」
その頃神代は、シェリルと初対面を果たしていましたが、シェリルの第一声は
「なんか老けた」
そして
「売れる曲を作って」
と神代に言い放つのでした。
なんてゆう上から目線のアイドルなんだ!!
実力派の歌手ってことだったけど、小生意気なガキンチョって感じでしたね。
でもこんな子と仕事をするのも、さくらのデビューのためという神代のわかりにくい優しさなのでしょう。
しかし、”遠くで”さくらのためにがんばる神代と、“そばにいて”さくらを支えた空一、明暗くっきりでしたね。
まぁ、神代のさくらへの思いは恋心ではないので、“明暗”という表現はおかしいですが。
このまま空一と幸せになってほしいですが、やはり音楽への思いと神代への思いはさくらの心の中から消えることはないのでしょうね。
空一が切ない結果になってしまいそうで、今から胸が苦しくなっちゃいます(><)
ラヴソングネタバレ9話~声を失うかもしれないさくらのために神代、空一の出した答えとは~
神代がシェリルの仕事を引き受けたのには、ある狙いがありました。
「曲はちゃんと作る。そうしたら、ある曲をレコメンドしてもらえないか」
とシェリルに神代は頭を下げる。
シェリルの影響力を利用してさくらの契約を前に進ませることこそ、神代の狙っていた計画だったのです。
そんなこととは知らない空一は、神代がさくらよりも自分の仕事を優先したと腹を立てていました。
神代は打ち合わせを終え、急いでライブハウス「S」に向かい、さくらは
「来てくれただけで嬉しい」
と喜びますが、空一に強引に連れ帰られてしまいます。
翌日、さくらは職場で神代に会い
「曲ってどうやって作るんですか?」
と質問します。
真美の結婚式でオリジナルソングをプレゼントしたいと楽しそうに話すさくらに、喉の深刻な状態を知っている神代は複雑な心境。
増村に
「なるべく早く知らせてやってくれ」
と頼みます。
増村から
「声を残せる可能性は10%ほどだ」
と宣告されたさくら。
手術の日と真美の結婚式の日をカレンダーで見比べ、間に合わないことを覚悟します。
「真美の結婚式で流すビデオレターを撮るのを手伝って欲しい」
とさくらは空一に頼みますが、空一は
「縁起が悪い」
と拒否。
さくらは告知の内容を空一に伝え、空一は思わず泣いてしまいます。
しかし、さくらは
「泣いてたら時間がもったいない!」
と前向きに自分の状況を受け止める強さを持っていました。
その頃、神代はある決断をします。
シェリルに仕事を断りに行ったのです。
「この1ヶ月は、ある人にとってとても意味のある時間なんだ。その限られた時間に曲を作るとしたら、その人のために曲を作りたい」
そうシェリルに話します。
シェリルの仕事を断ればレコメンドの話もなくなってしまいますが、神代の決意は揺らぎません。
そうして、神代はさくらのアパートに向かいます。
しかしそこには空一がいて、追い返されてしまいます。
「もう一度佐野さんと一緒に音楽がやりたい。そう伝えて欲しい」
と神代は空一に頼みますが、空一はせっかく神代のことを忘れて前向きになれたさくらの心をそっとしておいてあげたいと考えていました。
空一とさくらは、残された時間の中でやっておきたいことをリストにします。
その中には“路上ライブ”も。
そのチラシを配っていた空一は、涼子にもチラシを渡します。
しかし、涼子は別れた息子と会う日だから行けないと断ります。
酷い旦那や姑に引き取られたはずなのに、今ではすっかりとなついて楽しくやっているという息子に複雑な思いの涼子ですが
「一緒にいられなくても、あの子がやりたいことをやって幸せでいるならそれでいい」
と究極の愛の姿を見せます。
そんな涼子の言葉は空一に響き・・・。
路上ライブをなんとか実行できたさくらと空一は、帰りに牛丼を食べに行きます。
すると、なんとその店のラジオからさくらの「好きよ好きよ好きよ」が流れてきたのです・・・!
シェリルがインスタグラムにレコメンドしたということで、今話題になっているのだと言います。
空一は、何かを思い立ちさくらを店に残し駆け出します。
向かったのは神代の部屋。
空一は神代にリストを見せます。
「あいつ、最後に“もう一度曲を作りたい”って書いて消したんだよ!あいつの最後の願いを叶えてやってくれ!!」
空一は、そう言って神代をさくらの元に向かわせました。
空一を待っていたさくらの前に、神代が現れます。
そして
「もし佐野さんが望むなら、もう一度一緒に曲を作りませんか?」
と申込みます。
「や、やるっ!」
さくらは即答。
こうして、二人の曲作りが再開し、夏希や空一の協力の中新たな曲が出来上がります。
曲名は「soup」
曲が完成して、アパートに帰ってきたさくら。
すると、そこには真美がいてすごい剣幕でさくらを部屋に引っ張り込みます。
さくらの喉のことを知った真美は、自分にだけ隠していたことにかなり怒っていました。
「目閉じな!」
真美がさくらの頬を鷲掴みにし、手を振り上げます。
覚悟して目を閉じたさくらの頬にペタっとくっついたのは、結婚式の招待状でした。
そして、そこには日付変更の文字が。
真美は、3ヶ月も前倒しして急遽5日後に結婚式を挙げることにしたのです。
「スピーチやらなくて済むかも、ラッキーとか思った?逃がさないからね。染みるやつ頼むよ」
そんな真美の計らいに、涙しそうになるさくらに対し
「涙はとっとけ!」
と男前な態度で頭を小突く真美でした。
その頃、増村も必死にさくらの声を残す方法を考えていました。
さくらの病気によって、神代、空一、真美、増村とさくらを取り巻く人間たちがみんな必死になってさくらのためにできることを探し行動した9話。
とっても感動的でした。
特に、涼子の言葉がとってもキーになっていて、空一が「自分が守る!」という考えから「本当に好きだからこそ、相手の幸せを尊重して見守る」という愛に変化したところが切なくて、かっこよかったです。
せっかく振り向かせた彼女を好きだった男のもとに送り込むなんて、普通はできませんよね。
次週は、ついに真美の結婚式で「soup」披露するかな?!
そして手術を前にし、さくらが本音を見せます。
さくらを支えたいと思う神代の感情は、恋愛へと変化するのでしょうか!?
ラヴソングネタバレ10話~それぞれの愛の形~
真美の結婚式当日。
さくらは神代と向き合い
「最後に言いたかったことを」
といろんな言葉を伝えます。
そして、少しふざけたように
「さよなら」
とも。
やはり、手術が不安なのでしょう。
そこへ空一が呼びに来て、いよいよさくらのスピーチです。
さくらは今までとは比べものにならないほど、みんなの前で堂々とスピーチを成し遂げます。
確かにどもりながらですが、それを人に聞かれるのが恥ずかしいという以前抱いていた思いはどこにもありません。
そして、神代と作り上げた「soup」を歌い始めますが、急に雨が降りだし招待客はバタバタと室内へ移動し始め、曲を披露できずちょっと残念な結果に。
結婚式が終わると、いよいよ手術のためさくらは入院します。
しかし、どうしても手術の決心がつかず、同意書にサインをしません。
神代は、さくらと二人きりで話をします。
「私、歌いたい」
さくらは声を失ったら生きていけないと泣きじゃくります。
そんなさくらのために、神代は“500マイル”を歌い、さくらを抱きしめます。
神代の支えにより、手術を受ける決心をしたさくら。
手術は無事成功。
声も残すことができました。
神代は夏希たち仲間とライブハウス「S」に集まり、さくらの無事を喜んでいました。
笹は
「人前で話すこともできなかったあの子が、ステージで堂々と歌えるようになったんだからなぁ」
とさくらの成長に感心し、星田は
「あの子がお前を変えたと思っていたけど、お前もあの子を変えてたんだな」
と、神代を褒めます。
さくらの退院祝いに「S」でライブを行おうと、神代の昔の仲間に空一も加わり、「soup」の練習に励みます。
みんなが明るい空気に包まれ、さくらの回復を心待ちにします。
しかし退院当日、真美がさくらをアパートに迎えに行くと、さくらは姿を消していたのです。
真美と空一に手紙を残して。
連絡を受け、アパートに駆けつける空一と神代。
空一への手紙には、今までの感謝の気持ちが書かれていました。
しかし、真美の手紙には他に何か書かれていた様子。
真美は自分の手紙を絶対に見せようとはしませんでしたが
「先生はさくらの気持ち知ってたんですよね?失恋さえさせてもらえなかったんだよ?なんでちゃんとあの子を捨ててやんなかったの!?」
と神代が音楽を言い訳に、さくらへの気持ちをあやふやにしたままにしていたことを責め立てます。
真美の手紙には、さくらの本心が書かれていました。
「真美にだけは伝えておきます。私、先生を好きだって気持ち、立ちきれてなかった。先生は音楽を通してしか、私のこと見てくれてなかったけど。好きな人と一緒にいるだけで嬉しいなんて、嘘だよ。すっごい苦しい」
さくらは、やはり神代への思いを忘れられていなかったのです。
だから、真美の結婚式のときには、もう遠くへ行くことを決めていたのだと言います。
神代に
「さよなら」
を告げたあの時から。
真美の手紙には新しい住所も書かれており、真美は後日さくらに会いに行きます。
そこで伝言を頼まれ、神代を呼び出します。
「音楽がんばってください。先生の曲、楽しみにしています」
と。
真美は、さくらが逃げ出したのではなく前に進もうとしている姿を確認し、安心したと言います。
神代は、最後に
「佐野さんは、まだ音楽続けてるの?」
と聞きますが、真美の答えはNOでした。
神代は、荒れて酒に酔い、夏希のところへ愚痴をこぼしに行きます。
「俺はね、佐野さんが傷つくってことくらいわかってたんだよ。それでも一緒に音楽やろうって言った。俺が音楽をやり直すためには、佐野さんの歌声が必要だったから。こんな年でたいして才能もないくせに、それでも夢の続き見ちゃってんのか、俺はって。でも違ってた。俺が音楽やってたのは、佐野さんがいたからだったんだ」
初めて神代が本音をこぼした瞬間でした。
「コウ兄は、さくらちゃんに恋してたんだね。認めた?」
夏希がそう聞くと、神代は少し間を置いた後、答えました。
「そうだよ」
夏希は、音楽をやっていれば、きっとさくらに届くはずだと神代を励まします。
神代は、さくらにいつか届くと信じ、再び音楽業界に戻ります。
シェリルに楽曲提供をしながら、2年の月日が経ちました。
曲はちゃんと売れていましたが、シェリルは
「聞いて欲しい誰かさんのためだけに作ってる。ムカつく」
とご機嫌斜め。
そして、さくらの“好きよ好きよ好きよ”をカバーしたいと言い出します。
さくらはもう音楽を辞めているのだから、問題はないだろうと会社の人間も乗り気ですが、一応さくらに了承を取る必要があるため、さくらの今の職場を探し出します。
神代は
「自分が話をしに行きたい」
と申し出、伊東の整備工場に向かいます。
さくらはちょうど休暇中でいませんでしたが、さくらの荷物には神代の書いた曲のポスターが。
それは、どう見てもさくらに向けられた曲でした。
曲名は、“オートバイと月”
ちゃんと神代の曲は、さくらに届いていたのです。
帰りのバスの中、神代はオートバイから降りるさくらの姿を目撃します。
慌ててバスを降りて追いかけると、さくらの歌声が聞こえてきます。
さくらはストリートライブをしていたのです。
その姿を見て、神代は嬉しそうに近づこうとします。
しかし、さくらの横には空一の姿が。
空一は変わらずずっと、さくらのそばに寄り添っていたのです。
その姿を見て、神代は弦巻に電話をします。
「佐野さんな、まだ歌ってんだよ。引退なんかしてない。現役なんだよ」
日が暮れても、さくらはストリートライブを続け、客はどんどん集まってきます。
堂々としたさくらの姿を、神代は遠くから見守っていました。
さくらが前に進んでいることを見届けた神代は、立ち上がりさくらに背を向け歩き出します。
そこには、後悔の色はこれっぽっちもありませんでした。
神代がさくらへの恋心をいつの間にか抱いていたことにも驚きましたが、結末にもいい意味で裏切られました。
突然、神代がさくらを好きだと気づき追いかけハッピーエンドになるよりも、切なくて美しいラストだったのではないかと思います。
“好きな人の幸せを願う“という愛の形を、神代は選んだということですよね。
でも、神代の曲を大事にしているということは、きっとさくらの中にはまだ神代への気持ちが残ってるんじゃないかなーと思います。
神代が自分の気持ちに気付いたときに、真美に居場所を問いただすとか、自分の気持ちを伝えたいと熱い思いを伝えたりしていたら、二人の運命は違っていたのではないかと思います。
たぶん、空一はそれをしたから、今もさくらの隣りにいられたんじゃないかな。
神代も自分のやり方で、さくらへの思いを伝え続けてはいたんですけどね。
でも、若い人のパワーが結局は勝利を掴んだということでしょうか。
でも、神代の大人の愛も、やっぱり本当の愛の形なんじゃないかなと思います。
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