録画率や再生率の真相!テレビ視聴率統計になぜ加わらないのか検証!

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テレビ視聴率の歴史の中で最も議論されていることとして、「録画」ではないでしょうか。

1980年代にテレビ録画ができる「ビデオ」が発売されてから、常にテレビ局はこの「録画」の問題と戦ってきたといっても過言ではないと思います。

業界関係者の中で言われている「録画」を測定する割合を示す「録画率」も時々話題になっていますが、はたしてこの録画率はなぜ指標に入っていないのでしょうか・・・

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録画視聴率って何?

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まず、「録画率」というのは何かといえば、録画している割合を示すデータです。

テレビ番組をどれだけ録画しているのかという割合であり、録画した番組を再生した割合を示すのは「再生率」と言われます。

例えばこちらが2001年に取られた録画率の統計データです。

番組名 録画率
アンティーク・西洋骨董菓子店 フジテレビ 6.0%
金曜ドラマ・恋を何年休んでますか? TBS 5.8%
3年B組金八先生スペシャル TBS 5.7%
めちゃめちゃイケてる修学旅行スペシャル フジテレビ 5.7%
あいのりラブワゴンは恋の奇跡を呼ぶよスペシャル フジテレビ 5.5%
ドラえもん!超豪華ウルトラスペシャル テレビ朝日 4.6%
金曜エンタテイメント・白線流し フジテレビ 4.5%
木曜劇場・スタアの恋 フジテレビ 4.2%
仮面ライダーアギトスペシャル テレビ朝日 4.1%
ダウンタウンのごっつええ感じスペシャル フジテレビ 4.1%


「ごっつええ感じ、めっちゃなつかし~!」

と、こちらの表を見てびっくりしてしまいました。

・・・さて、気を取り直しまして、こちらをご覧いただくと、録画率が高い番組は「ドラマ」だったり、「スペシャル番組」ばかりであることがお分かり頂けるでしょう。

つまり、「後で見返したい番組」が録画率が高い傾向にあるのだと思います。

この録画率や再生率は視聴率とは別で扱われるため、ほとんどテレビ局では重視していないように思われます。

なぜなら、「CM広告がリアルタイムでどれだけ見られているのか?」という指標しか測れないためであり、録画率・再生率ではどれだけの人がCMを見ているのかまでは分からないからでしょう。

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はいはい、撮っておきますよ。(てか、猫って嵐好きなのか・・・)

ただ、ダウンタウンの松本人志さんも以前に言われてましたが、「面白い番組ほど録画される」という事も言っていました。

リアルタイムで見る番組(スポーツなど)は視聴率が高くなり、録画率が低くなる一方で、ドラマやバラエティのスペシャル番組などは録画率が高くなるのは間違いないでしょう。

たしかに、ごっつええ感じのスペシャルもVHSに録画して、

ビデオが擦り切れるほど見まくりましたね!

そのとき、CMも早送りしてましたが、何回も同じCMを見てたので、そのCMを覚えてしまってました。


録画の問題については、1980年代から、ずーっと一貫して話題になっており、地デジ化した現在でも視聴率が最も重視されていることからも、録画率を踏まえた信頼できる統計データがまだまだ出ていないのかもしれません。

そこで、1998年くらいから、アメリカで重要視されているPVRというサービスが、視聴率に取って代わるサービスとして、これまでも注目されてきました。

PVRとは一体どのようなサービスなのでしょうか?


PVRの普及で今後のテレビが変わる?

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PVRとは、Personal Video Recorderの略称であり、アメリカを中心に普及したサービスのようですね。

この機能を搭載した録画機では、「検索機能」がついており、それを基にした「予測機能」もあるので、その持ち主にとってベストな番組スケジュールを作成することが可能になるというのです。

アメリカではケーブルテレビなどが普及しており、このPVRを若者を中心に導入しているため、CMを飛ばして面白い番組のみを視聴している傾向にあるとも言われています。

(もちろん、この録画機を使えば、普及している全世帯の録画率・再生率を計測することも可能になり、今後の番組作りにもダイレクトに反映させるのも可能になると思います。)

つまり、テレビ番組などの広告価値が下がっているとも言われており、現にウェブ広告にどんどんと企業はシフトしているとの声も。


確かに、番組を見逃したりしたら、

ウェブで見れたら超便利じゃん!?

って心底感じてますね。


最近だとyoutubeなどのインターネット上の動画投稿サイトも爆発的に普及しており、アメリカではテレビでの広告価値というのは下がっているのは間違いないでしょう。

一方で、日本の場合は同様の機能の録画機についてはそこまで普及していないと思います。

ただでさえ、テレビの視聴率離れが進んでいる中で、このようなPVR機能を搭載した録画機はメディア各局にとってはマイナスでしかないのかもしれませんね。

ただ、以前にもお伝えしたトルネでは、過去に録画したデータや、自分がこれまでに見てきた視聴番組などは搭載されているはずなので、技術上ではPVR機能は可能だと思います。

このような機能を駆使して、自分が見たい番組だけを見て、CMなどを流し見する人が増えていけば、テレビという業界全体を変えてしまうことにもなるでしょう。


テレビっ子の感想


あいのりとか、ごっつええとか、めっちゃ懐かしい!
あいのりもうやらへんかなー。ワシ、めっちゃ見とったで!
めっちゃ、ウェブでも配信してほしいわー!
にゃん吉先生、世代がバレますねw

にゃん吉があいのり好きってやばいな!意外過ぎる!
ちなみに、あいのりはネット放送やってるでー!

・・・さて、今回は、録画率・再生率についても言及してきましたが、日本ではなぜかあまり話題になっていない現状があります。

それは、「視聴率」でしか広告価値を測ることができていないからだと思っています。

というのも、日本ではまだまだテレビCMに払うCM料がテレビ局の収益になっているからではないでしょうか。


録画率・再生率というのはテレビ業界のコンテンツを作る上でも大事な指標となるだけに、今後も話題になっていって欲しい作り手の方も多いのだと思います。

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