嘘の戦争ネタバレ最終回あらすじ結末

「嘘の戦争 第1話について」

【あらすじ】


主人公、一ノ瀬幸一は詐欺師になり、バンコクに住んでいた。浩一は、相棒のハルカとともに日日詐欺をして金を得ていた。


ある日、カモを探していた浩一は、腕に傷のある男と出会う。その男は30年前、浩一の家族を殺した真犯人だった。



その男に会った瞬間から、浩一は復讐の鬼と化す。その男が落としたペンから、その男が慶明医大で働く、五十嵐だと分かる。浩一は、五十嵐の仕事部屋に忍び込み、PCのデータを盗み取る。


ある日、浩一は、自分が育った養護施設の経営者、三瓶守を訪れる。自分が今、一ノ瀬幸一と名乗っていること、今までの礼を言う浩一だった。


数日後、浩一は、五十嵐の家に脅迫状を届け、五十嵐の前に現れる。


「30年前、あんたが殺そうとした息子を憶えてる?なぜ父母や弟を殺した」と強い口調で尋ねるが、五十嵐は「君はつらすぎる現実を見てしまい、ありもしない嘘をつくようになった」と嘯くのだった。


それに対し、浩一は「俺は 今もはっきり覚えている。あんたのその腕の傷を。必ず暴いてやるよ。あんたらの嘘を」と言い放つ。


危機感を覚えた五十嵐は、「あの時の息子が現れた。何とかして下さい」と仁科に助けを求める。盗聴器を仕掛けた浩一は、事件の黒幕が仁科興三だと知る。

五十嵐の PCをハッキングした仲間のカズキは、メインバンクとは別の口座を見つける。五十嵐は、やばいところから金を借りており、月に一度、バンコクに売春ツアーに出かけていたのだ。


興三が、仁科コーポレーションの会長だと知った浩一。浩一には幼い頃、真実を話すも、大人から逆に嘘つき呼ばわりされてしまった悲しい過去があった。ハルカは、会長に接近するのは難しいと、興三の娘の楓に接近するよう勧める。


一方、浩一のことを秘書に調べさせていた興三は、浩一が今、オーストラリアに移住しているとの報告を受ける。その事実を五十嵐に突きつけると、五十嵐は「あいつは誰なんだ」と唖然とする。


浩一は、五十嵐が売春をやっている証拠写真を仕事部屋にばらまく。


「君は一体誰だ」という五十嵐に、「隠し口座の入金記録は俺の手にある。この不正を慶明医大の人が知ったらどう思うか」 と、浩一は五十嵐を脅迫する。五十嵐は、「借金をチャラにしてやると言われた。


君のお父さんは気づいてはいけないことに気づいてしまった。殺したのは俺じゃない。許してくれ」と懇願する。

だが、浩一は「不正記録を税務署に既に送った」と言い、自分の過去の辛かった話をして 「事件に関わった人間を探し出して破滅させてやる」と言い放つのだった。

「兄達とは母親が違う。いつかまた家族がひとつになれたら」と話す楓。


浩一は、興三の長男の晃に狙いを定め、経営コンサルタントと偽って接近する。医療用カテーテルの販売がうまくいってない晃に、浩一は 「僕の会社はタイに支社がある」とウソの話を持ちかける。

そして、タイの病院経営者を紹介。前金200万円をあきらの口座に振り込む。「騙しに必要なのはリアリティとユーティリティ」とカズキに話す浩一。晃はすっかり光一を信用する。
だが、1人、浩一に疑いの目を向ける興三の次男の隆は、「兄に近づくのはやめてくれ。会長はあなたには会わない」と言い放つのだった。



ハーバード大卒の浩一の経歴を疑い、名簿に名前を見つけても、隆の疑いは晴れなかった。隆は、晃を早朝呼び出し、浩一のアメリカ本社に電話をかけてみることに。
電話はつながらないかに見えたが、繋がり会社は実在すると思われた。
一方、追い詰められた五十嵐は、自殺しようとする。そこに弁護士になりすましたハルカが現れ、

「依頼人の話を聞いているうちに、いろんなものが見えるようになった。あなたは大きな力に巻き込まれているだけ。黒幕に直接会って確かめてみては?」と五十嵐を言葉で誘導する。

数日後、パーティー会場で、浩一が楓とも知り合いだと知った隆は「浩一をつまみ出せ」と命じる。

だが、パーティー客から、変な目で見られたことに気付いた隆は、表面上、「君もパーティーを楽しんでくれ」と仕方なく言う。



しかし、「いつかお前の嘘を暴く」と囁く。
五十嵐とハルカはパーティー会場の中へ。やっと興三に会えた浩一は、興三に挨拶するが、冷たくあしらわれる。その時、叫びながらナイフを持った五十嵐が、興三に接近。危うく刺されそうになるところを浩一が庇う。

浩一はプールに落ちてしまうが、心の中で「今度は俺の嘘で、お前らに地獄を見せてやる」と叫ぶのだった。

楓は、浩一を助けようと救急車を呼ぶ。そんな中、隆だけは浩一の薄ら笑いを見逃さなかった。

【感想】


どんな役を演じても演技力のある草なぎさん。このドラマでは、草なぎさんが本当の詐欺師に見えてくるから不思議です。浩一と隆の対決がとても見応えがあります。どんな結末になるのか?スリリングな展開で、先が読めず、とても面白いです。


「嘘の戦争」第2話あらすじと感想

【あらすじ】


興三をかばってけがをした浩一は、救急車で病院に運ばれる。命は取り留めた。 興三や隆は、浩一に何かの魂胆があると疑う。隆は五十嵐の処理を含め、自分に任せてほしいと興三に言うのだった。ニシナコーポレーションは今、大事な時期に差し掛かっていた。
そんな時、顧問弁護士を務めている六反田が、浩一の所にやってくる。「穏便に済ませたい」と多額の見舞金を渡す六反田。浩一は、六反田に見覚えがあった。六反田は30年前、新聞配達をしていた学生だったが、30年前の事件で嘘の証言をしていたのだ。
浩一は、「嘘の証言をした人間が見つかった」とハルカに報告し、次の標的を六反田に定める。
一方、隆は、新しいプロジェクトに会社の未来をかけていた。


六反田がダイヤモンド鉱山開発詐欺を手掛けていることを知り、浩一は、被害者の会にハルカを潜入させる。
浩一の面会に来た隆は「仁科家と急に縁が繋がりすぎてる」と浩一に疑いの目を向ける。だが、楓は「晃兄さんを会社から追い出したいって本当みたいね」と隆に反発。すると、隆は 「逆だ。兄さんを会社に残したいから一ノ瀬を警戒している」と話す。
六反田に揺さぶりをかけて、仁科家との間に亀裂を入れるという浩一。調べているうちに、六反田と詐欺集団がグルだとわかる。
浩一は「五十嵐に金を貸している。五十嵐からいざとなったらあんたを頼れて言われている。30年前、同じ罪に加担した仲間だから。利子含めて2000万円払ってもらえれば聞いたことを忘れる」と五十嵐に揺さぶりをかける。
興三は「お前が嘘の証言をしたことは、五十嵐は知らんはずだ。この件はこちらで処理する」と六反田にいうが、六反田は動揺を隠せない。
浩一は、隆になりすまし、「30年前の偽証の件ですが、二科家は、一切責任を持てません」というメールを、隆と一字違いのアドレスから送り、さらに六反田を動揺させる。すると、「そちらが私を切り捨てる気なら、こちらにも考えがある。会長との会話を録音したものがある」とのメールが六反田から届く。
その事実を知った浩一は、六反田事務所に忍び込み、録音テープを盗もうとする。事務所が荒らされているのを見て愕然とした六反田は、隆に電話し、「カセットテープを盗み出すつもりだったんだろう。君たちが私を切り捨てるなら、私をもテープをしかるところに届ける」と言う。
「そのテープを聞かせてほしい」という隆。隆と六反田はホテルのロビーで待ち合わせる。隆に録音テープを聞かせるが、そのテープは摩り替えられていた。隆は「なぜいきなり我々を疑いだした?」と不信感をあらわにする。六反田は「隆からメールが来た」と言うが、身に覚えのない隆は唖然とする。
そんな時、六反田事務所には、詐欺グループとの共謀の疑いで、警察の捜査が入る。六反田は「助けてくれ」と隆にいうが、隆は「もうあなたを助けられない」と去っていく。
一方、六反田から本物のテープを手に入れた浩一は、やはり、興三の指示で父が殺害されたとわかり、悔しさでいっぱいになり、絶叫する。
ハルカは、「30年前の親の敵は本当?」と浩一に尋ねる。すると、浩一は、録音テープをはるかに聞かせて、「全員に 30年分の借りを返す」と言う。 ハルカは、浩一に、「興三に近づく方法はある。身内になっちゃう?独身の女もいるしね」と囁く。その言葉通り、楓に甘い言葉を言って、接近する浩一。浩一は、楓を抱き寄せ、キスをする。

【感想】

草なぎ剛さんの目力の強さと迫真の演技に、思わず引き込まれます。ハラハラドキドキするストーリー展開で、1時間があっという間に過ぎていってしまいます。
次回は、嘘の証言をした刑事を破滅させるようですが、どんな手段を使って、浩一が復しゅうをするのか? 期待しています。
草薙さん以外の俳優さん、藤木直人さん、市村正親さんの演技もうまくて、草なぎさんとのぶつかり合いが、相乗効果を生み、とても面白いドラマになっているなと思います。

「嘘の戦争」第3話について

【あらすじ】


「五十嵐に続き、六反田先生まで。おかしいと思いませんか?」と興三に尋ねる隆は、もう1度、30年前の事件の少年、千葉陽一を調べてみることにする。


一方、浩一は、30年前の事件で、浩一に嘘の証言を強要した刑事、三輪に接近する。


「あいつだけは、この手で直接破滅させたい」と、浩一は、強い気持ちを口にする。一見付け入る隙がないように見える三輪にも、必ず隙はあると探していたところ、30年前、三輪が、1歳で、娘を亡くしていたことがわかる。


同じ娘を亡くした親、一色になりすまして、三輪に近づく浩一。 三輪の携帯を盗み、盗撮写真を新聞社に売り込む。善人ヅラをして、三輪の家へ行き、「写真を新聞に売り込んだ犯人を一緒に探そう」と話す浩一。

そんな時、「今回のことは、30年前の件と関係がある」と隆が三輪家にやってくる。
ある日、浩一は、「楓のこと、どう思っているの?」と晃に聞かれる。「結婚を前提に付き合いたい」と言う浩一に、晃は「この人は信用できる人だ」とうれしそうだ。


ハルカは、浩一に初めて出会った時、浩一に騙されたという。その時、ハルカは、浩一を責めず、「プロの詐欺師になりたい」と願い出たのだ。

盗撮写真を送ったのは、前に逮捕したストーカーではないかと推理する三輪。「三輪と一緒に犯人を捜す」と浩一は三輪にぴったり張り付く。


「子供の頃、ひどい嘘をついた。今、妻子がいないのは、その時の報いなのかなと思う」とつぶやく浩一。

浩一に眠らせないようにされた三輪は、判断力をなくし、週刊誌の記者を相手に暴力をふるってしまう。

三輪の妻を実家に帰らせ、再び、三輪に張り付く浩一。「私も昔、罪を犯したことがある。捜査を妨害して、証拠隠蔽した。これがその報いなのかもしれないな」と浩一につぶやく三輪だった。

ある日、三輪のカバンに偽の携帯を忍ばせるカズキ。そして、それをネタに、「三輪に盗撮された」と警備員に訴えるハルカ。三輪は、ハルカに「君は一色くんの奥さんだろ。なぜこんなことを」と言い、「一色くん!俺は盗撮なんてしていない」と叫ぶ。
警備員に「嘘はいけないよ」と言われて、三輪は、一色が30年前の事件の息子だと気がつく。

自殺しようとする三輪。そこに隆が現れ、「やめろ。そんなことしたらあいつらの思う壺だ」と叫ぶ。


浩一の写真を見せ、「この男があなたに近づきませんでしたか?」と尋ねる隆。隆は、浩一を呼び出し、三輪さん、彼は一ノ瀬浩一です。でも、あなたの前では別の名を名乗った。違いますか?」と三輪に迫る。


「長年刑事の仕事をやってきた。人の顔は忘れない」という三輪。「ではやはり」という隆。だが、三輪は、「いや違う。この人とは会ったこともない。今、初めて会った」と言うのだった。


「あなたが騒動に巻き込まれたのは、全部この男のせいなのに」と言う隆。
すると、三輪は「この騒動は私自身が招いたものだ。私の娘は心臓に病気があって、移植しか選択がなかった。


ある人がアメリカで移植できるよう手配すると言ってきて。そのために私は罪を犯した。だが、結局、手術は間に合わなかった。私は大きな罪を犯した。これはその報いだ」と打ち明け、浩一に土下座して謝る。


そんな三輪に、「誤解が解けて良かった。俺、嘘つきって呼ばれるのが大嫌いだから」と優しく言う浩一だった。


「これで終わりだと思うなよ」と隆は、浩一に言い放つ。浩一を心配して後を追いかける楓。

「もう家族の縁を切りたい」と言う楓に、浩一は、「縁を切るなんて簡単に言うな」と強い口調で言い、「経営者は孤独だ。隆さんのことあまり悪く言わないで欲しい」と話す。

楓に優しくマフラーを巻く浩一は、楓の心を徐々に掴んでいるようだ。

一方、 事件の報告を受けた興三は、「いざとなったら、30年前の事件は私が終わらせる」と言う。


「これで終わり?」と尋ねるハルカに、浩一は、「終わりじゃない。ようやく始まったところだ」とつぶやく。

【感想】

だんだんと楓の心を掴み、楓に接近する浩一。詐欺師だけあって、女心を操るのがうまいですね。


それにしても、今回、隆が、三輪に「この男は一ノ瀬浩一です」と言った場面では、浩一の正体を三輪が明かすのではないかと思い、ドキドキハラハラしました。
これで浩一の復讐は終わってしまうのか、と思ったのですが、 三輪が「この人とは今、会った」と言ったことで、浩一の復讐は隆に暴かれずに済んだようです。

三輪は、当時のことを心から悪いと思ったんでしょうね。

浩一の復讐劇はまだまだ続くようで、次はどんな手を使うのか?感の鋭い隆との対決も、見応えがあって、とても面白いです。

「嘘の戦争第4話」

【あらすじ】


クシマ、シジョウという人物を探す浩一は、楓の母の葬儀の写真から、当時、仁科と交流のあった四条綾子を見つける。

浩一に疑念を抱く隆は、30年前の事件の少年、千葉陽一について調べ、施設長の三瓶にたどり着く。

綾子は衆議院議員で、息子の司はうなぎの養殖事業をしている。


綾子は昔、ユウジの知り合いの占い師の顧客だった。


四条への復讐を決意した浩一は、「四条綾子の未来は今から俺が決めてやる」と言い放つ。

そして、四条講演会の敬老会にハルカを潜入させる。


占い師になりすましたハルカは、「議員会館に黄色い花を飾れ」ともっともらしいことを言って、綾子を信用させる。


一方、晃は、仁科コーポレーションの新しいプロジェクトに加えてもらえないと浩一に不満を漏らす。


浩一は、ニシナコーポレーションの経営事情を分析し、今後の戦略についてまとめたという資料を晃に渡す。


黄色い花を飾ってから、良いことがあったと四条はすっかりハルカを信用していた。


浩一は、1か月以内に楓にプロポーズし、会長に会うという目標で、楓とさらに親密になる。

司がOLを乱暴した大学生で、綾子が仁科に事件のもみ消しを依頼したと判明する。


一方、隆は、三瓶を訪ねて施設にやってくる。「千葉陽一のことを教えてほしい」と申し出るが、三瓶は「個人情報は教えられない」と冷たく突っぱねる。

その話を聞いた浩一は「もしまた隆が来たら、千葉陽一のことを知らないと言ってもらえますか」と三瓶に頼む。


綾子は、お金を相当溜め込んでいるらしい。ユウジが税務調査官になりすまして、四条家に調査に入る。


ハルカの指示通り、お金を金庫からスーツケースに移していた綾子はハルカに「ありがとう」と言うが ハルカは、「災いはまだ終わっていない」と綾子に話す。

楓に接近する浩一は「お父さんに会わせてもらえないかな」と話を持ちかける。


綾子は、帳簿に記載されていない隠し金があるとハルカに告白する。


晃は、仁科コーポレーションの今後の戦略についてまとめた資料を隆に渡す。

司に出資を申し出ていたのも、実は浩一で、浩一は「出資できなくなった」と突然、司を突き放す。司は「5000万の出資を断られ、他の出資者もお金を返せと言っている」と動揺して、綾子に泣きつく。


だが、金庫の金は、浩一らが既に盗み出していた。世界の恵まれない子供たちにお金を寄付したという。


「四条司、お前は30年前、OLを殺した。四条綾子、あんたはそれを隠蔽するために何の関係もない 一家を殺害した」 という浩一。「何言ってるの」という綾子に、興三が事件のことを告白したテープを聞かせる。「私がやらせたわけじゃない」という綾子。「バカ息子のために3人の親子の命が奪われても仕方なかったんだよな」と浩一が言うと、「俺はその場にいただけだ。ただ、そそのかされて」と言う司。綾子も「ごめんなさい。私は仁科に抗議したの」と怯えた声で言う。「落ち着いて話をしましょう」と泣きながら話す綾子に 「5億じゃ、話にならない」と浩一は冷たく言うのだった。

数日後、司は出資法違反で逮捕される。


ある日、楓に話しかけるハルカ。象の指輪をくれた人と結婚するという楓に「気をつけて下さい。その指輪、ネットで数百円でも買えますから」とハルカは話す。

30年前の事件の録音テープが存在することを知った興三は、「録音とそれを手にした人間を抹消する」と言う。隆は、「陽一を知る人物が見つかったので、もう少し待って下さい。30年前の過ちを繰り返すつもりですか」と反論する。すると、興三は1週間だけ待つことにする。

パソコンに経営戦略の資料の入ったUSBを差し込む隆。パソコンには、データを差し込むと、そのデータが全部のぞき見れる仕掛けになっていた。

一方、ユウジは、浩一の復讐に不満をもち、「復讐に協力するふりをして、途中で金を奪おう」とカズキに話す。


【感想】

順調に復讐を成し遂げているかに見える浩一ですが、実は、ハルカも楓に接近して、楓と仲良くなる浩一に、ひそかに嫉妬しているし、ここに来て、今まで最大の協力者だったユウジも、浩一の復讐に不満を持ち始めました。そのことで、浩一の復讐は、一筋縄ではいかなくなってきたように思います。


これからのストーリー展開がどうなっていくのか?楽しみです。

「嘘の戦争」第5話について

【あらすじ】


九島亨に復讐するため、パイロットの一条になりすまして接近する浩一。

九島は、帝都中央銀行の次長で、上司の娘と結婚。同じ頃から不倫をしていた。九島の父は30年前、仁科に多額の融資をしたらしい。

ハルカは、「投資の相談お願いします」と九島に話を持ちかける。ハルカは、九島の不倫相手の芙美が、九島の闇を握っていることをつかむ。

そんな時、隆が浩一たちがつるんでいるバーにやってくる。


隆は、「千葉陽一を知っているか?千葉の名を語っているならそれがどんなに危険なことか…」 と言うが、浩一は何も知らないとシラをきる。

その時、ハルカと顔を合わせる隆。隆は、ハルカに見覚えがあり、「あの女どこかで会った気が」とつぶやく。

ハルカは「今夜どうですか?」と九島を誘う。色仕掛けで九島に迫るハルカ。


一方、浩一は、楓と話をする。楓は「父とはもう何年も話をしていない」という。「同級生の家が工場を経営していて、ニシナコーポレーションの仕事をしていた。だが、その家族を父はあっさり見捨てて。その家族は、一家心中した。そんなの許せる?」と楓が聞くと、「うん。許すよ。怒りなんてずっと抱えていても苦しいだけだ。家族がまた一つにと願うなら楓も動かないと」と楓を励ます。

ある日、浩一は、九島に「ロスの友人から預かった美術品を友人の父に渡してほしい」と頼む。

そんな中、浩一は、会社の事務所から、盗聴器を発見する。仁科たちは録音テープを探していた。

興三は、隆に「もうこの件には関わるな。後は私が引き受ける」と言い放つ。

そんな時、楓が興三に会いに来る。「会って欲しい人がいる」と言う楓。「一ノ瀬浩一か」と興三に聞かれて、「家族になるかもしれない人だ」と答える。

そんなある夜、ハルカと仲良さそうな九島に愕然とする芙美。芙美は「九島は私と別れない。私を怒らせたら銀行にいられなくなる」と言うが、浩一は「分かってないな。亨さんは銀行を辞めて、一からやり直したいとハルミに言ったそうだ。ハルミと一緒になれるなら、離婚してもいいと言っていた」と話す。「なんなの。私たちの仲を壊そうとしているの?」という芙美に「僕とあなたは利害関係が一致している。だから、言いにくいことも言っている」と話す浩一だった。

九島が美術品を持ち出そうとしているところに、ユウジとカズキが、麻薬取締官に扮して、九島の前に現れる。麻薬が見つかったというユウジ。


浩一は、すかさず、九島に電話をかけ、「預けた薬は、1億円だ。どうしてくれる」と、九島を脅す。「警察に事実を話す」という九島。すると、浩一は「やめといたほうがいいよ。屋上から落ちて、冷たい痛いになるの嫌だろう」と脅迫する。浩一は、ユウジたちに「あともう一押しだ。一気に追い込む」と宣言する。

九島を訪ねるハルカ。「私も騙されていた」と告げる。「警察に行こう」という九島に「警察なんかに行ったら殺される。私と一緒に逃げて」と迫る。

その様子を見ていた芙美は、怒って「九島の不正を上司と警察に告発する」と浩一に電話をかける。


隠し金を持って逃げようとする九島。そこに、浩一が現れ、30年前の事件のことを切り出す。「知ってた?あんたたちの罪を隠すために殺された一家がいたって」という浩一。「もうとっくに時効だろう」という九島に「すまないと思わなかった?殺された家族に」と言うが、九島は悪びれる様子がない。そんな九島に、浩一は、銃口を向ける。九島は「何者だ。30年前の事件の関係者か?恨むんだったら、仁科親子を恨めよ。仁科の親父と晃だよ。OLが死んだ時も晃は近くで見張りをしていた。30年前の一家殺しは、仁科家の大切な長男、晃の為だ」と告白する。

まもなく、九島は逮捕される。


一方、興三の誕生日パーティーの時の写真を見た隆は、その中にハルカの姿を見つけてはっとする。


浩一は、楓と仁科家を訪れる。浩一の目的が復讐だとわかっても、隆は、「それになぜ、一ノ瀬が関わっているのか?何を企んでいるのか知りたい」と冷静に浩一を観察することにする。


【感想】

騙すほうが悪いのか?騙されるほうが悪いのか?どちらも悪くて、この戦いは、どういう結末を迎えるのか?先の予想がつかず、見入ってしまいます。でも、楓だけは、30年前の復讐とは関係ない所にいる気がするので、楓のことだけは許してあげてほしいなと思います。


草なぎさんの演技が上手くて、他の役者さんの個性を引き出している感じがします。

それもこのドラマの面白さだと思います。

「嘘の戦争」第6話について

【あらすじ】


楓の婚約者として興三に会う浩一。隆は「バーで会った女が会長の誕生日パーティーにいた。何者だ?」と尋ねるが、浩一はしらをきる。

興三は、浩一の家族について尋ねる。事故で家族を失ったという浩一に、家族や、叔父夫婦について尋ねる隆。


浩一が「隆さんが探していた千葉は何者ですか?と隆に言うと、興三は「ひどい嘘つきでな。父親が私を逆恨みした。


息子は、輪をかけたバカで、他人を使って私を脅迫してきた。そんな奴に手を貸すバカも」と答える。


「君は本当に楓と結婚を?」聞く隆。「許していただけますか?と浩一が言うと、興三は首を振る。

「会ったばかりの他人のために、命を投げ出す人間を私は信用しない」という。

浩一は「楓の事を悪く言うのは我慢できない。ダメなら仕方ない。楓と僕だけでも幸せになる」と言い放つ。

それを見た興三は、2人の結婚を許す。

「この場で婚約すればよい。なくなった君のご両親、嘘つきが嫌いだった君の父親に誓えるか?」 と尋ねる興三に「はい。誓います」と浩一は答える。

楓は「ちょっと前に、病院の中庭で女性に話しかけられた。こんな安物で気を引くような男には気を付けて」と言われたと浩一に話す。

浩一は、その女は元カノのチハルだとごまかす。

一方、隆は、興三が浩一を受け入れたことに驚く。だが、興三は「あの男は危険だ。そばにおいて監視する」と隆に告げる。

食事会の帰り、「コアラは昔、人間の男の子だったんだよ」と浩一が話すのを聞き、ほくそ笑む隆。男の子の名前はウーボではなく、正しくはクーボだったのだ。

ハルカは、パーティーの時にいたことが隆にわかったため、尾行されていた。

隆は、千葉陽一のブログをチェックしていた。少年の名前をウーボと間違えてしまったことから、浩一が千葉陽一本人ではないかと疑いだす。浩一は、痛恨のミスをしてしまったようだ。

浩一は「ばれたら仕方ない。もっとでっかい嘘を仕掛ける。嘘を最後まで突き通したやつの勝ちだ」と仲間たちに言い放つ。

ある日、楓のもとを訪れた隆は「浩一の体に古い傷はなかったか」と尋ねる。隆は、浩一の傷が胸だったと興三から聞き、核心に迫る。

そして、隆は「もう少ししたら事実を話す」と興三に告げる。

浩一が三瓶と会ってるとの報告を受けた隆は、施設に行くことを決める。


そんな中、浩一と一緒にいる楓の前に、ハルカは元カノとして現れる。

「嘘を言っているのは分かる。私の知らない何かを抱えているとか。浩一さんの抱えている何かをちょっとでも楽にできたらな」とハルカに言う楓。

そんな楓に「浩一をよろしくね」と言って、その場を去るハルカは「バカバカしい」とつぶやく。


一方、施設を訪ねる隆は、三瓶に千葉陽一について聞く。「今、千葉陽一が来ている。直接話せば」と三瓶に言われ、千葉陽一と対面する隆。

そこにはなんと、ブログの写真と同じ人物がいた。驚く隆。隆が「何か身分を証明できるものは」と言うと、男はパスポートを出し、「30年前のこと忘れたい」と話す。

男は実は、浩一の昔の詐欺仲間だった。見事に隆を騙す浩一。

だが、三瓶は「こういう嘘は嫌いだな。関わらない方がいいよ。仁科家とは」浩一に言う。三瓶の仁科家という言葉に何か引っかかる浩一だった。


一方、ハルカがパーティーの時、五十嵐と一緒にいた女だとわかった興三は、浩一を自分が生まれ育った村へ呼び出す。


「私の目をごまかせると思ってるのか。お前の望みは何だ。俺の失脚か。会社を潰したいのか。そんなことさせてたまるか」と言いながら興三は倒れてしまう。

「30年前の報いだ」と言いながら、その場を立ち去ろうとする浩一。

だが、思い直し、走って興三のところへ戻り、「だめだ。早すぎる。こんな簡単に死なせるか。お前が苦しむのはまだこれからだ。


家族も会社も何もかも失って、本物の絶望を見せてやる。それまでは死なせるか。生きてもっと苦しめ。死ぬな」と言いながら、心臓マッサージをする。


【感想】

草なぎさんの演技の上手さに毎回引き込まれています。

怒りや苦しみ悲しみ、などを目や顔の表情で、表現するのがとても上手い俳優さんだなと思って、感心してしまいます。


藤木直人さんとの対決も見応えがあって面白いです。


「嘘の戦争」 第7話について

【あらすじ】


心臓発作で倒れた興三を心臓マッサージをして、助けた浩一。これには、隆も礼を言うほかなかった。興三を助けた浩一にユウジらは呆れる。

次のターゲットは晃。「晃を家族と引き離し、孤独の底に沈めてやる」と浩一は言い放つ。浩一は、晃に、工場の改修拡張を提案する。

2000万円の融資を隆に申し出る晃。隆は、資金提供には協力するが、ただし、記録は全て取っておくこと、浩一とのやり取りも全て録音し、施工業者と会う時には、俺も立ち会うと条件を出す。

隆は、浩一が罠を仕掛けてくるのを待っていたのだ。浩一は、晃から六車のことを聞き出そうとする。


一方、楓は「あなたがいたから、家族が近づけた」と浩一に感謝する。

見舞いに来た浩一の顔を見て、急に興三の容態が悪化する。興三は、意識が薄れる中、浩一の声を聞いていたようだ。隆は浩一に「出て行け」と叫ぶ。

そして、楓に「次に災難に襲われるのは、晃兄さんだ」と断言する。

施工業者との話し合いに立ち会う隆。晃が施工業者に電話すると、「百武という社員はおらず、振り込み銀行も違う」と言われてしまう。

2000万円もすでに引き出されていた。「どうなってんだよ」と慌てる晃。

そんな晃に、隆は「騙されたんだよ。どっかの詐欺師に」と、浩一をにらみ、「後始末は俺がやる。クビだ。今、この場で、仁科カテーテルの社長を解任する。役員も降りてくれ」と晃に言い放つ。そして、「2人で話がしたい」と晃を連れ出す。

隆は「何もわかってない。親父が倒れたのは、経営悪化のストレスからだ。このままじゃあ、仁科コーポレーションの存続も危うい」と話す。「経営はそこそこなんじゃ」と晃が言うと、「嘘なんだ。親父の代の赤字を隠すため、利益も水増しして計上している。それくらい厳しいんだよ。本当は経営は兄貴に任せて、開発だけに集中したい」と訴える隆。

晃が「明日から無職だ。ついてないよな」と浩一に言うと、浩一は、「自分は悪くない?側にいながら、こんなことになった。経営コンサル失格です。残念ですが、もうあなたの力にはなれない」と言って、去っていく。


「一人でどうしたらいいんだよ」と言う晃に「地獄に落ちろ」とつぶやく浩一。


自暴自棄になった晃に、ハルカが接近する。「俺は本当に役立たずで」と泣く晃に、ハルカは「もっと聞かせてよ。仕事のこと、家族の話」と語りかける。

一方、楓は、浩一に電話し、「もし隠していることがあるなら、話して」と言うが、浩一は「何もないよ」と冷たく言う。

「2000万は一ノ瀬のしっぽを掴むため、詐欺を立証できるだけの証拠をつかむための投資だ。兄と私のPCは、遠隔操作できる状態になっていた。感染源は、一ノ瀬の作った事業計画書だ。この戦いが終わったら、兄を元に戻す。ここからは、一ノ瀬との騙し合いだ」と七尾に言う隆だった。


「次はロボットの設計データを盗もう」というユウジだがら、浩一は「やめとこう」と皆に言う。「次は六車をなんとかしないと。

もしかしたら、30年前のもう一人の犯人が六車かも」 と話す浩一に「そろそろ、落としどころを考えようぜ」とユウジは言う。

机の脇のゴミ箱に、大切な資料をわざと仕掛ける浩一。「罠は仕掛けた。後は、獲物が来るのを待つだけだ。六車は必ず来る。その瞬間、高濃度のガスが吹き出る。どんな男も、数秒で気を失う。拘束して、30年前のことを聞き出す」という浩一に、ハルカは 「六車は、やばいと思う。もういいんじゃない。一緒にタイに戻ろうよ」と浩一を説得する。「浩一が好きだから、死ぬところなんて見たくない」と涙ながらに訴えるハルカ。

その時、六車が現れる。


【感想】

浩一が晃に渡した事業計画書から、PCが遠隔操作されていることを、ついにつかんだ隆。

晃を解任させたのも、浩一を騙すためだったとは。驚きました。ここからは、浩一と隆の 騙し合いになって、いくようです。

「嘘を突き通したやつの勝ちだ」と浩一は言っていますが、果たしてこの戦い、結末はどうなるのでしょうか?

先が読めない展開で、面白く、とても見応えがあります。

「嘘の戦争」第8話について

【あらすじ】


【あらすじ】

六車に罠を仕掛けた浩一。だが、六車は罠に気づき、去っていく。「六車の顔は撮れており、それを五十嵐に見せれば、実行犯かどうかがわかる」と浩一。

一方、隆は興三から、「一ノ瀬は千葉陽一本人だ」と聞かされる。

五十嵐に六車の写真を見せると、六車が実行犯だと打ち明ける。

一方、隆は、はるかに「もうわかったんだ。一ノ瀬の正体、録音さえ、始末できれば、千葉陽一を傷つけるつもりはない。このままだとあいつは死ぬ」とハルカに取引を持ちかける。

その様子をユウジが見ていた。


隆は、浩一に電話をかける。「君の正体はわかった。君を警察に突き出すだけの証拠は揃ってる。話し合おう。お互い納得のいく答えが出たら、黙って楓の前から消えて欲しい」と言う隆に「俺の事務所へ来い」と浩一は答える。

「そちらの要求は?」と浩一に、尋ねられた隆は「録音テープを渡して、仁科家から手を引くこと、楓には何も言わず、姿を消すこと。金は君の希望する額をやる」と話す。

「何もわかってないな。金なんかで解決することじゃない」という浩一。

「すまない」と隆は頭を下げる。だが、浩一は、「あんたに謝ってもらっても、意味はない。俺が望むのは、会長の謝罪。会見を開いて、ちゃんと話させろ」と要求する。そして、「会長が何をしたのか兄貴にも教えてやれよ」と言い放つ浩一。その会話を、楓や晃も聞いていた。

「あんたの親父のせいで、家族全員奪われた」と2人に打ち明ける浩一。「私に近づいたのは、復讐の為?うそだったの?最初から騙すつもりで」と言う楓に、「そうだよ。キスも嘘。結婚も嘘。お嬢様は、騙しやすくて、楽だったよ」と告げる浩一。そんな浩一を、楓は平手打ちする。晃は「なんで、楓まで巻き込んだ」と掴みかかるが、「俺の弟だって、何も知らなかった。なのに、殺された。たったの5歳で」と浩一は、 怒りをぶつけて、出て行く。

その様子を盗聴する六車。六車は、ハルカを監禁していた。

ユウジは浩一に「昼間、ハルカが隆と話してた。寝返ったんじゃねーか」という。六車が危険な人物と知ったユウジは、「俺この辺で降りるわ」と言い出す。そして、「お前も適当なところで手を引け」とアドバイスする。

一方、楓は、五十嵐を呼び出し、真実を聞き出す。「会長の指示で、父親だけを殺すはずだった。でも、陽一は2週間、生死の境をさまよい、気付いた時には、無理心中で片付けられ、陽一自身がお父さんがやったと証言するまで、警察は何度もやってきた。もし、真実を叫び続けてたら、あの子は殺されてた」と 五十嵐は話す。


電話しても返信がないハルカ。浩一は、ハルカに何かあったと気づく。ハルカのスマホの電源がつき、廃業したホテルにいると判明する。「これは、お前をおびき出すための罠だ」とユウジは言うが、浩一は「それならそれで、面白い」と言って、ハルカの元へ向かう。


浩一を銃で撃つ六車。六車を引きつけている間に逃げるようカズキが言う。浩一の仕掛けた罠に、はまる六車。その時、銃声が轟く。ハルカは、カズキを振り切って、浩一の元へ行く。「お前を殺しておくべきだった」という六車。「ちょっと利口なやつは、証拠を握っても、だまり続けた。お前の親父は、OLが殺された証拠を友人に託していた。俺が死んでも証拠は残るて言っていた」と浩一に言う。


その言葉で、浩一は、父親が証拠を託した友人が、三瓶だと悟る。

浩一は六車に撃たれ、倒れる。駆け寄るハルカ。次の瞬間、浩一は目覚める。防弾チョッキのおかげで助かったようだ。

同じ頃、ユウジは、隆の目の前に現れる。

数日後、仁科に近づいた理由を話し、「全部知ってて、黙ってた?」と三瓶に尋ねる浩一。

そんな浩一に「どうしても家族を守りたかった」と三瓶は泣き崩れる。

「そうですね。相手が悪すぎた」と言いながら、悔し涙を流す浩一。浩一は三瓶への復讐を誓う。


【感想】

ついに、晃や楓にも真実を打ち明けた浩一。

晃が「なんで楓まで巻き込んだ」と掴みかかるシーンで、浩一が、「俺の弟も何も知らなかった。なのに、殺された。たった5歳で」というシーンがすごく印象的でした。

草剪さんの迫真の演技に思わず見入ってしまいました。

家族を失った浩一からしたら、楓を復讐の手段に使うことぐらい、なんでもないことだったのですね。

それにしても、ユウジが隆の目の前に現れたのは、何のためなのでしょうか?  

恩人である守にまで、復讐を手を緩めない浩一に、恐ろしいまでの気迫と執念を感じました。

この復讐劇は、どこに着地するのか?どんな結末を迎えるのか?

まだ、わからないことだらけで、ワクワクしながら見ています。

「嘘の戦争」第9話について

【あらすじ】


興三の退院の日、迎えに来る浩一。「何が望みだ」と構三が尋ねると「会見を開いて謝罪しろ」と浩一は言う。

一方、守への復讐を誓う浩一は、守の娘、由美子に接近する。

守は、浩一の恩人であることから、ハルカは「今回は協力しない」と言う。
そんな時、隆がアジトにやってくる。「今度はこちらがハメる。一ノ瀬を」と言い放って出ていく隆。

一方、浩一は、弁護士になりすまして、守の娘、由美子に会う。「守が振り込め詐欺に引っかかった。電話一本掛けてやって欲しい」と話を持ちかける浩一。

ユウジは、浩一を裏切る計画を立てて、隆と話を進めていた。

晃に会って、「粉飾決算のこと、誰かに話したか?」と尋ねる隆は、「一ノ瀬を警察に突き出したい。俺を助けてくれ」と晃に話す。「一ノ瀬は俺が何とかする」と隆に言う晃。晃は楓にも「一ノ瀬を警察に突き出す」と告げる。

由美子から電話をもらって、嬉しそうな守は、昔の写真を浩一に見せる。そこには、浩一の父が写っていた。「本当は僕のことが許せないよね」と守に言われて、複雑な思いの浩一だった。

浩一は、婚約者と一緒の由美子に会い、守に会うよう説得する。由美子と食事会をすることになった守は「何、着て行ったらいいのか」と嬉しそうに浩一に相談する。

浩一は、守の写真をたくさん撮り、五十嵐の写真と差し替え、合成写真を作成する。

そんなある日、ハルカは、楓に会う。「今の浩一は嫌いだ。お世話になった人のことも、ハメようとしている」と楓に話し、楓に「復讐をやめるよう説得してほしい」と訴えるハルカ。その言葉を受けて、楓は、浩一に会い、「9歳の自分のことだけは許してあげて」と告げる。楓の言葉に、浩一は動揺する。

食事会に出かける守を見送った後、浩一は、1枚の写真に目を奪われる。そこには、由美子の誕生日が書かれており、その日は、浩一の誕生日と同じだった。

食事会を少し離れた席で見つめる浩一。会は、つつがなく進行する。合成写真をばらまこうと思うものの、浩一は、どうしてもそれが出来なかった。

浩一の姿を見つけた守は、浩一の後を追いかける。由美子も心配して後を追う。

「どうしてここに?」と守に呼び止められ、「これをばらまいてやろうと思ってた。縁談ぶち壊して、二度と娘に会えなくしてやろうと思ってた」と浩一が打ち明けると、守も「なぜやめたの?僕は君にも、30年間嘘をつき続けた。本当は怖かった。僕も殺されるんじゃないかって」と告白する。

「でも、いてくれた。誕生日に僕のそばに。あなたのお父さん、ずっと僕に嘘をついてた。本当は帰りたい家があったのに」と由美子に話す浩一。浩一は「長い間、お父さんを借りて、すいませんでした」と由美子に頭を下げる。そして、ハルカに「終わりにする。仁科興三、あいつで終わりだ」と話す。

浩一は、隆に、12時間以内に会見を開くよう要求する。興三は会見をする人間ではないとふみ、興三の罪をネットにぶちまけるつもりでいたのだ。

だが、予想に反して、興三は会見を開くことにする。

その頃、晃は詐欺の証拠を持って、警察署にやってきていた。興三の会見はネットで生中継される。興三は粉飾決算のこと、浩一に脅されていること、2000万円を浩一が騙し取ったことを会見で話す。

「この件は警察にまかせた」と堂々と告白し、会長の職を辞すると発表する興三。
「そっちがその気なら」と証拠のファイルを浩一が開こうとした時、ファイルは既に消去されていた。消去したのはユウジとカズキだった。悔しがる浩一。

同じ頃、ユウジは、証拠のマスターテープを隆に見せていた。「あと1時間、何もなければ金を渡す」という隆。

その隙に、カズキは晃の社員証を使って、晃の会社に忍び込む。 

アジトには、警察の手が迫っていた。浩一はとっさに、奥の部屋に隠れるが、運悪く刑事に見つかってしまう。逃げる浩一。その様子を六車が見ていた。

【感想】

今回も、草なぎ剛さんの迫真の演技に引き込まれました。

特に良かったのは、守をはめようとして、近くまでいったものの、どうしても、守を裏切ることが出来ず、悲しそうで、寂しそうな、どうしていいかわからないような悲哀のある表情の浩一に、見入ってしまいました。 

詐欺師の浩一に、「なんとか警察に捕まらずに、逃げ延びてほしい」と応援したくなってしまうのは、やはり草なぎさんの演技が素晴らしいからではないかと、自分なりに分析しています。
次回はいよいよ最終回。浩一の運命はどうなってしまうのか?最後まで見届けたいと思います。

「 嘘の戦争」第10話について

【あらすじ】

警察の手を逃れた浩一は、守の元へ。30年前、父から受け取った証拠について尋ねる。父は亡くなったOLの解剖所見を守に託していた。

六車は具体的な証拠を知らないと予想した浩一は、「確実な証拠があるように見せれば良い」と守に話す。「30年前の償いがしたい」と、守は、浩一に協力を申し出る。
隆に「別の証拠と証人を見つけた」と電話する浩一。興三は、秘書の七尾に、「浩一と守を始末させろ」と命じる。

浩一は、ハルカに、「会長の一番大事なもの、仁科楓を奪う」と告げる。

一方、手術支援ロボットのデータが盗まれたとの一報が入り、慌てる隆。カズキは「手術支援ロボットの設計データを盗んだ」と浩一に告白する。

浩一は、「金なんていらない。最後に手を貸せ」とカズキに言う。

同じ頃、守をなきものにしようとする六車。六車は発泡するが、そこには警察がいて、警察に連行される。

隆は、設計データを盗ませた浩一の胸ぐらを掴み、「復讐なんて別の悲劇を生むだけだ。それがお前の望みか」と言う。

すると、浩一は「俺の望みは、会長の謝罪と絶望。そして、父の名誉の回復。30年前の真相を公表して、父が被害者だと証明したい。

会長が謝罪したら、データを返す。明日終わらせよう。明日、会長と2人だけで車に乗れ」と浩一は告げる。了承する隆。

一方、晃は「俺がなんとかしなきゃ」と焦っていた。


別の日、楓の前に現れる浩一。浩一は、「今夜で全部終わりにする。会長に謝って欲しい。お父さんを説得してくれないかな。終わったら姿を消す」と、楓に協力を頼む。

翌日、カズキの迎えで、車に乗る興三と隆。「30年前の真実を話せ。そして、父に母に弟に謝れ」と浩一は、迫る。だが、「脅迫する人間の要求には従えん」と、 興三は冷たく拒否する。

すると、浩一は、楓を誘拐したところを見せる。「私は大丈夫。謝ってほしいの。浩一さんに」と言う楓の声が聞こえていた。楓は手足を縛られ、 小屋には、爆薬が仕掛けられてあった。


謝罪する興三。だが、肝心なところが抜けていて、満足のいく内容ではなかった。「一家を殺させたのは誰だ?」と凄む浩一。だが、興三は「部下が勝手にやった」としらをきる。

「まだ嘘をつくのか」と浩一。興三は、「お前の父親が本当に正しい人間とは思えない」と本音を漏らす。

爆弾のスイッチを押そうとする浩一。「やめてくれ。私が悪かった」と興三はとっさに言う。

だが、浩一は「お前みたいな嘘つきが大嫌いなんだ」と言いながら、爆弾のスイッチを押してしまう。
小屋は火に包まれ、興三は「楓!」と泣き叫ぶ。「これが、俺が30年前に味わった地獄だよ」と言って去っていく浩一。

掴みかかるとする隆に「楓は大丈夫だ」と本当のことを告げる。隆が電話すると、楓が出て、「ごめんね。心配かけて」という声が聞こえていた。


「父を騙すために、こんな大掛かりな…まんまと騙された」とほっとする隆。

次の瞬間、浩一は、警察に囲まれる。その時、晃が現れる。「俺がなんとかしないと」と言いながら、浩一をナイフで刺す晃。 晃は警察に逮捕される。

1週間後、楓と隆は、晃の面会に訪れる。「いつから組んでた。あいつと」と、晃に言う隆。

実は、これも浩一の作戦で、晃は、浩一から「ナイフで俺を刺してくれ。死んだように見せかける」と頼まれていたのだ。

「なんのこと?」と尋ねる楓に、「あいつは生きてる」と隆は告げる。「30年前の罪、償ってないから、今度は嘘の罪で」と、晃は隆らに話す。

興三は、記者たちの前では相変わらず、しらを切りとおしていた。

手術支援ロボットのデータを、アメリカの企業に売ろうとするユウジ。だが、そのデータは偽物だった。

一方、ハルカは、浩一の行方が分からず、落ち込む。

空港で、浩一は、隆に設計データを返す。「そうやって、つき続けるのか。嫌いな嘘を」という隆に、

浩一は「嘘のないやつはいない。嘘もつき続ければ、一つぐらいは本物になるかも。一ノ瀬浩一は死んだ。俺はつき続ける。嘘が嘘でなくなるその日まで」と答え、去っていく。

ユウジのバーでは、オウムが、「チャオプラヤ」と、繰り返していた。浩一の行き先が分かったハルカは嬉しそうに浩一のいるタイへ向かう。

タイに戻り、また詐欺として活動する浩一だった。


【感想】

最後まで、一体どうなってしまうんだろう?楓は、大丈夫か?浩一は大丈夫なんだろうか?とハラハラするストーリー展開で、とても見応えがあるドラマでした

こんなに面白いドラマは久しぶりでした。草なぎさんの演技もすごかったし、他の役者さんたちの演技も素晴らしかったです。

また、脚本も素晴らしかったので、ぜひ、続編を期待したいと思っています。

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