そして、誰もいなくなったネタバレ最終回結末での黒幕真犯人と出演者キャスト情報も/6話7話8話ネタバレも

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2016年7月からの新ドラマ「そして、誰もいなくなった」は17日より毎週日曜日22時半から日本テレビにて放送開始。
初回は22時から30分拡大放送です!

藤原竜也主演のこのドラマ、CMや予告を見てもうすでに絶望でのたうちまわるみたいな感じがします。
藤原竜也さんはこういうどん底の主人公がハマり役になってしまいましたね(笑)

一体どんなドラマかというと…
超本格サスペンスのようです!!!

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容姿よし、頭もよし、家族や友人、恋人にも恵まれて向かう所敵なしの藤原竜也演じる“藤堂新一”は、
ある日同姓同名の“藤堂新一”が逮捕されたことによりこれまでの人生が一変する…。

国民に振り分けられている13桁の“パーソナル・ナンバー”。
どうやらこれが婦女暴行事件で逮捕された別人の“藤堂新一”のものであったことが発覚。
それによって会社から自宅謹慎を命じられる。

友人の協力もあり自分がパーソナル・ナンバーを乗っ取られ、いわゆるなりすましの被害に遭っていることがわかる。
そして自分が開発した「ミス・イレイズ」というネット上に拡散した画像などを抹消できるソフトを使い、
ニセの新一のデータを取得し、自分がなりすまし被害に遭っていたことを証明できることに。

しかし、不可解で恐ろしい出来事は幕を開けたばかりであった…

ちょうおもしろそー!!!!ではありませんか!!!
「登場人物全員容疑者」とのキャッチコピーもありますし、これは期待大ですね。
ワクワクドキドキハラハラの1時間待ったなし!!

原作、結末は?

q
気になる原作、結末ですが完全オリジナルドラマのようです。
だっはー!これまたいいですねぇ!
どれほど面白い作品になるのか、そこも見所ですね。

ちなみにこの脚本を手掛けるのは秦建日子。
ドラマ天体観測(2002年)、共犯者(2003年)、ドラゴン桜(2005年)などの作品を手掛けており、大ヒットとなったアンフェアの原作、「刑事・雪平夏見シリーズ」の小説も秦建日子氏の作品です。

登場人物がみんな疑わしいという点ではアンフェアも同じでしたよね。
これは本当に今期ドラマの中で一番期待できるのではないでしょうか?!

出演者・キャスト情報

@
それでは主な出演者とキャストをご紹介いたします。

藤堂新一…藤原竜也(ふじわら・たつや)
システム開発の研究員として順風満帆な人生を送っていたが、パーソナル・ナンバーのなりすましに遭いどん底へ。

ニセ・藤堂新一…遠藤要(えんどう・かなめ)
新潟の婦女暴行事件の容疑者であり、藤堂新一を名乗る謎の人物。

藤堂万紀子…黒木瞳(くろき・ひとみ)
女手一つで新一を育ててきた優しい母。以前は看護師であったらある事件をきっかけに引退を強いられることに。

倉元早苗…二階堂ふみ(にかいどう・ふみ)
新一の婚約者。現実思考のため新一がなりすましに遭ってから疑うことが多くなりは
すれ違いへ。

小山内保…玉山鉄二(たまやま・てつじ)
新一の大学のゼミ仲間であり一番の理解者かつ親友。いろんな面で新一を助けてくれるが、裏の顔をもっているようだ。

長崎はるか…ミムラ
新一の大学のゼミ仲間の一人で当時の恋人。今は新潟に住んでいる。新一への未練を断ち切れていないようだ。

日下瑛治…伊野尾慧(いのお・けい)
新一の行きつけのお店のオーナー兼バーテンダー。新一はなんでも話せるようだがプライベートは完全に謎に包まれている。

鬼塚孝雄…神保悟志(じんぼ・さとし)
警視庁公安部の刑事。手段は問わず犯人を上げる乱暴系。

脚本…秦建日子

主題歌…「鬼」クリープハイプ

そして、誰もいなくなった第1話のあらすじネタバレ!

~終わりの始まり~

1
「お前には選択肢が二つある。このまま私に撃たれるか。それとも自発的にそこから飛び降りるか」

藤堂新一(藤原竜也)はとあるビルの屋上で赤い色で「7」と書かれたスピーカーのような物から発せられる声の主に選択を迫られている。
遠くの方ではスナイパーが新一を殺そうと狙っているようだ。

「前に進め。縁に立て」
金網を登れるようにご丁寧に3段ほどの階段が設置してある。
狙われている新一は怯えながら金網を登り屋上の縁に立つ。

「撃たれるか飛び降りるか二つに一つだ」

どちらにせよ死んだら遺体が残ることを盾に抵抗する新一だが、存在しない遺体だから相手にとっては痛くない。

「いいや、存在している!」
「ではお前の名前はなんだ?お前のパーソナルナンバーは?」

それまでは生を受けてからずっと藤堂新一として生きてきた。
どうして新一がこんな状況になったのか話は10日前にさかのぼる。

母・藤堂万紀子(黒木瞳)に結婚の報告をするためにいいレストランに連れて来た。
結婚相手の倉本早苗(二階堂ふみ)を呼び、実は子供を授かっていることも報告。

万紀子はそれはとても喜んだ。会計をしようとカードで支払う新一だったが、昨日まで使えてはずのカードが使えない。
不思議には思ったが特に気に留めることもなく現金で支払うことに。

車椅子での生活を強いられている万紀子を駐車場まで送ると、ヘルパーの西野弥生(おのののか)に後を頼む。
結婚式には新潟で過ごした大学時代の友達も呼ぶつもりで、早苗はその友達に会うことを楽しみにしているようだ。

新一は仕事も怖いくらいにうまくいっていて、結婚も認められ家族が増える。これ以上にない人生最高の時を迎えていた。

9日前

2
いつも通り新一は勤めている会社L・E・Dに出勤をする。
カードキーを使って開発部までいくと上司の田嶋達生(ヒロミ)に新一が新しく開発した「ミス・イレイズ」というソフトウエアの紹介をする。
このソフトはネット上にアップされた画像の削除だけじゃなく文字や動画や音声データも対象らしく、置き換えもできるようだ。

上司ではあるがコネ入社の田嶋は説明をされてもさっぱりらしく、実際にそれを行ってみせる新一と研究員たち。
ミス・イレイズにある人物の名前を入力するとスキャンが完了しその人物の画像が特定される。
削除を実行すると、ネット上にはその人物の画像が一切なくなった。

これには田嶋もすごいなぁ~!と誉める。
どうやら新一はこのソフトを別件のアルゴリズムを解読中にふと思いついたようで、休憩中にプログラミングしたのだとか。
ただの天才である。かと言って新一はそれを鼻にかけるわけでもなく皆に慕われている。

その時新一は人事部から呼び出しが。
周りが特別ボーナスじゃないか、もしくは昇進か、と騒ぎたてるも「自分ひとりだけの力じゃできなかったから手柄はみんなの手柄だ。そんな期待しないでよ」と言う。
しかし内心ではとても期待をしている新一はガッツポーズ。

意気揚々と人事部に行くと名前とパーソナル番号を教えろと言われる。
国がすすめているパーソナルナンバーというものを、この会社では社員一人ひとりにふりわけているのだ。
思い出したかのように財布からパーソナルナンバーカードを出した新一はナンバーを読み上げる。

「そのナンバーの持ち主は君ではない」
「はっ?」

そのナンバーで藤堂新一という名前の者は、新潟で婦女暴行の事件をおこし現在留置所にいるとのこと。
これには新一もパーソナルナンバーのシステムミスではないかと疑う。
しかし人事はそれを疑うことなく、新一の方がなりすましではないかと決めつけているようだ。
藤堂新一になりすまして入社したのではないかと。

「君は誰だ?!」
「藤堂新一です」
「藤堂新一は留置所だ!我々は事前に裏を取っている。君は一体誰なんだ」

開発部に戻ると人事たちが新一の備品やパソコンを押収していた。
パソコンの中には開発した大事なデータや、ミス・イレイズのデータも入っているため、新一は慌ててそれを止めさせようとする。
しかし、身元不明の人物をこのまま働き続けるわけにはいかず、会社のパスコードも一旦停止させられ新一は自宅謹慎という形に。

田嶋も事務的なミスだということはわかっているから、と新一を納得させる。
「ミス・イレイズのデータも俺が大事に保管するから、ちょっとした休暇だと思って休んでおけ」

渋々新一は会社を後にし、千代田区役所へ。
パーソナルナンバーカードを提示して自分の住民票を取り寄せようとするもスタッフは「個人情報ですので」とかたくなに開示しようとしない。
いやいや自分のだから!と諦めない新一は「君の上司を呼んでくれ」と言う。
しかしその上司は警察に電話を入れ始めたので退散することに。

総務省官僚であり、新一の親友の小山内保(玉山鉄二)はパーソナルナンバーにおける関係書類に目をいれると、新一からの電話で頼み事をされる。
内規違反になるも小山内は新一の個人情報のことを調べてくれたようだ。

結論から言うと、新一のナンバーは別の藤堂新一のものであった。
小山内もシステムのバグだと思い、新一のナンバーもどこかに紛れ込んでいるはずだと調べたがそこで行き詰ったようだ。
そう、新一の個人情報はどこにもない。

「官庁のデータ管理の中にはお前と言う人間は存在しない」

更に、別の藤堂新一は覚せい剤所持の疑いで逮捕されたこともあり、DNAや指紋、顔写真までブラックリストに登録されている。
そのため新一の顔写真がついている免許証やパスポートを使ってしまうと公文書偽造で逮捕される可能性もあると言われてしまう。

「世間的にはな、お前の方がなりすましなんだよ」
そうは言うも小山内は新一が本当の藤堂新一であることは誰よりもわかっている。
しかし、第三者にそれを証明する方法がわからないと。

絶望的に追い込まれた新一はトボトボと帰路につく中、新潟に行くことを決心する。
もう一人の藤堂新一が婦女暴行事件を犯し逮捕され、新一が学生時代を過ごした町でもあるのが新潟だ。

「…偶然だろうか」

自宅に帰ると早苗が来ていた。早苗にはごまかして急な出張だと言い仕度をする。
そのさ中、早苗は婚姻届けをもらってきていたので新一も記入しようとする。
婚姻届にはパーソナルナンバーを記入する欄もある。

新一は自分のパーソナルナンバーが別人の者であること、小山内に忠告されたことを思い出し記入するのを躊躇う。

「これ書くの少しだけ待ってほしい」
「は?」

もちろん早苗は記入しない新一のことを疑う。
気が変わったわけじゃない、といくら説得しても無駄で早苗は家を飛び出してしまう。
追いかけてパーソナルナンバーの件を話すも、
「ウソをつくならせめてもう少しマシなウソついてほしかった」と早苗は信じようとしない。

そんなことがあるのか、と自分でさえ信じがたいことだから当然と言えば当然だ。

8日前

3
東京駅で新潟行の切符を購入する際にカードを渡した新一だったが、使えないと言われてしまう。別のカードもそうだ。
結婚報告した夜に現金を下ろしたっきりで財布には数千円しか入っていなかった。

銀行ATMで現金をおろそうとしたが、銀行のカードも使えず引き落とすことができなかった。
結局新幹線を諦め高速バスで新潟へ向かうことに。残金は500円。

バスを降りると小山内から連絡をもらっていた大学時代の友人である斉藤博史(今野浩喜)と長崎はるか(ミムラ)が出迎えてくれた。
訳を聞いた斉藤はそれをなりすましだと断言する。
しかし簡単に乗っ取ろうとして乗っ取れるものじゃないだろうと新一はどうにも解せないようだ。

しかもなんのために?こんな無学な犯罪者が?

斉藤の話によると逮捕されたニセ藤堂は数日前に新潟に引っ越してきたらしく、近所付き合いもなく引きこもりっぱなしだったとか。
そしてその引っ越してきた部屋というのが、新一が学生時代に借りていた下宿の部屋だと言うのだ。

「そんな偶然、あるのかよ」

3人はその例の下宿先だったアパートへと向かう。
斉藤はおもむろに隣室のインターホンを鳴らし警察を装いニセ藤堂について聞き出す。
その隣人はニセ藤堂と少し話したことがあるらしくその内容を教えてくれた。

センター試験の時に熱を出して東大へ落ちてしまい、新潟の大学へ通うことになったこと。
卒業してからはコンピューター関係の仕事についたが辞めて新潟へ戻ってきたと。
新一はその話を聞いて驚く。

「センター試験の時に熱を出したのはこの俺だ。俺の経歴と全く同じ」

これには斉藤もはるかも驚きを隠せない。
ちなみに斉藤が警察を装ったと書いたがあながち間違いではないらしい。
下請けでDNA鑑定や血液検査をしているのだとか。

その時新一の携帯に受信音が。誰かがミス・イレイズにアクセスしていると通知されるように設定している。
その通知がきたので新一は田嶋に電話をかける。しかし出たのは研究員の五木だった。
田嶋か役員に呼ばれ会議中、五木もこれから会議のためその後に確認すると。

当然プロテクトはかけているものの不安は拭えない。そこで新一はひらめく。
ミス・イレイズを応用して特殊画像検索をかけるというのだ。
小山内に頼みニセ藤堂の写真を手に入れ、名乗る前の画像を検索すればそいつがなりすましだと証明できるのだ。

その頃ニセ藤堂(遠藤要)は西城信司(鶴見辰吾)という弁護士と面会し、裁判のことで話を始めていた。
しかしこの西城とかいう弁護士、なにやら怪しい。
ニセ藤堂が身分証明書を見せろと要求するもほんの数秒しか見せなかったのだ。

新一は新潟駅で二人と別れるとパソコンに送られてきた小山内のメールを確認する。
頼んでいたニセ藤堂の顔写真だ。こればバレると小山内は懲役解雇モノだ。
そんなリスクをしょってまで協力してくれる小山内に新一はありがたがり、画像を保存しメールを完全に削除する。

「こんな男、会ったこともないぞ。さぁお前は誰だ」

その夜新一は行きつけのバーで小山内と会い、ニセ藤堂の正体が川野瀬猛であることを伝える。
川野瀬は総合格闘技を目指していたものの暴走族に入りその後は転々とアルバイトをしていた模様。
この事実を警察に話せば自分がなりすまし被害に遭っていたことが証明できるので新一と小山内は安堵する。

最初の一杯は店からごちそうさせてほしい、とバーの経営者兼バーテンダーである日下瑛治(伊野尾慧)がカクテルを渡しにきた。
一年前から気に入って一人で飲みにきている新一は、この日下には何でも話せるくらい親しんでいるようだ。

それにしてもなぜ新一がなりすましにあったのか、と日下は言う。
人から恨みを買うようなことはしていないし、小山内も根っからのお人よしだからそれはないだろうと。
しかし、人に恨まれる覚えがないと自分で言う人ほど実は恨まれている人が多いと日下。

「自覚のある悪より自覚のない悪の方が厄介ですからね」

小山内は新一と別れタクシーに乗り込む。
帰ったように見せかけた小山内は10分ほど適当にタクシーを走らせまたバーへと戻った。

「君に相談があるんだ。いや、提案といってもいい」

そう言って閉めようと店の外へ出ていた日下と共に店内へ入るのであった。

その頃万紀子の携帯にはるかからの着信が。ヘルパーの弥生をすぐに帰らせ電話に出る。
「新潟では新一がお世話になったようで」
「知っていらしたんですね」

万紀子はどうも人前では新一のことを良い息子だと言うその表情は何かを物語っている。

小山内と別れた新一は早苗に電話をかけもう全部終わったから、とだけ伝えこれから会うことに。
その時ミス・イレイズのアクセス通知がくるも、特に気にすることなく早苗の元へ向かった。事の重大さを知らずに。

新潟に行く直前の不安がっていた早苗はすっかり機嫌を戻してくれていた。
これで事は万事うまくいくと思っていたが、その夜ミス・イレイズによって川野瀬猛の写真画像はネット上から全て消去されてしまっていたのだ。
新一は自分自身が開発したミス・イレイズによって自分の首をしめることになった。

7日前

4
新一は警察署に出向き川野瀬猛に関する新たな情報を提供するということでパソコンを開く。
Wi-fiに接続しデータを開くも、保存していたネットのページデータはなくなっていた。
ネット上で名前を検索しても出てこない。

というよりもむしろミス・イレイズで検索対象し削除を実行すると、次にネット検索をすると削除が完了する仕組みなので新一がネットに接続した時点で川野瀬猛に関する画像は消えてしまったということだ。

それがはっきりわかったのは新一が絶望しながら街を歩いている時に声をかけてきたキャッチの女性のおかげだ。
その女性は男性の美容整形の宣伝をしていて、まるで別人の顔に生まれ変われるとうたっていた。
その様子を誰かによってムービーで撮られている新一。
この女性もその誰かによる指示に従っているのか、新一はハッと気づき会社へと足を運び始めると舌打ちをする。

IDは一旦停止されたことを忘れていたので新一は誰かに電話をかけようと携帯をつなぐが一向につながらない。
携帯電話も止められているようだ。
たまたま研究員の五木啓太(志尊淳)が通りかかったので、来客として中へ通すようにと新一は頼み込む。

部署へ行くと早速五木のログを借りてミス・イレイズを起動しようとするもアクセス権限が失われているという事態に。
五木いわく昨日まではアクセスできていたらしい。
謎に包まれる中そこへ人事部の田村がやってくる。急いで隠れる新一。

田村は新一と連絡が取れる人を探しにやってきたようだ。
一体どういうことかと言うと、新一は研究費を2億円ほど不正に使っているということになっているらしく、会社としてはミス・イレイズの開発どころではないらしい。

それを聞いた新一はいてもたってもいられず田村へ訴える。
不正に経費をおとしたことはなく、そもそも経費は自分で申請したこともなく全て上司の田嶋が申請していたこと。

田村は内線ですぐに警備を呼んだので新一は必死にやめさせた拍子に流血するほどの怪我を負わせてしまう。
五木がなんとかこの場をおさめるというので逃げるように会社を出ると、はるかと偶然出会う。
はるかは出張でよくこっちに来ていると言った。

警備が追ってきたことに気付くとはるかの機転でタクシーへ乗り込み今晩泊まるホテルへ。
ここでも新一は誰かによってムービーを撮られている。

部屋につくとはるかは大学時代の思い出を話しながら「人生にピンチなんてない」と新一を励ます。

新一は2億円を使い込んだことになっていると話す。
誰かの恨みを買ったわけではないなら、誰かが新一を陥れようとしているのではと考えるはるか。

例えばミス・イレイズの利益だ。
新一がいなくなれば特許はなくなり利益はまるまる会社に入る。それに個人情報をすべて知っている会社ぐるみの陰謀だったら可能ではないかと。

「ねぇ、新一。会社に信頼できる人って誰かいる?」
「田嶋さんかな。直属の上司。あの人なら信頼できると思う」

新一はそう言うと田嶋に連絡をとろうと部屋を出る。
出て行く新一にはるかはカードがまだ使えないことを見込んで2万円を渡し見送る。

「すまない、ありがとう」
「今度デートでも誘ってね。ふふ、冗談」

新一は田嶋に会い請求書が切られているのは確かに自分の名前であることを告げられる。
田嶋いわく新一は無防備なため判子を簡単に使われたのではないかと。
更にその使い込みがネットにリークされているようだ。
現時点で新一が使い込みをしていることを知っているのは開発、経理、人事、一部の役員だけだ。

田嶋も会社に犯人がいると疑っていると感じた新一はミス・イレイズには裏ログがあることを伝える。
誰が使い誰が履歴を消したかというのがわかるのだ。
難しい話はさっぱりだというのが口癖の田嶋だったが、やり方を教えてくれと言い裏ログを確認することに。

新一はそれがわかったら行きつけのバーに連絡するよう頼んでおいた。
しかし21時を過ぎても連絡が来ない。

その時店に入ってきたのは小山内と飲んだ時にもいた白髪の常連の男だ。

「で、なにかあったんですか」と日下は尋ねる。
「数日前までさぁ、誰も疑ったことなんてなかったのに今じゃ全ての人間を疑うようになっちゃってさぁ」
「そんな時は田舎に電話するのが一番ですよ。親はどんなことがあっても裏切らないって言いますから。特に母親は」

そこから新一の母親・万紀子の話題へ。
万紀子は元看護士で責任感が強く働き者だったが、クリスマスの朝はいつも一人だったと新一は話し始める。
それでも寂しくないようにと色々工夫をしてくれたらしい。

「自分で言うのもなんだけど、最高の母親だよ」
そう誇らしげに新一に水を差すように「綺麗事だな」と」白髪男は言う。

「親なら裏切らないなんて綺麗事だな。人は一人で生まれ一人で死んでいく。それ以上でもそれ以下でもない」

日下がなだめるとそこに田嶋から電話が入る。
期待した答えは望めなかった。
裏ログは出てこず知らないプログラムが代わりにはしっていると。

新一はすぐバーを出て会社へと向かった。
日下は気を利かせて出したものの口をつけられなかったオレンジジュースを見ながら小山内に相談を持ち掛けれた日のことを思い出す。
そしてオレンジジュースを捨て空になったグラスをジップロックにしまった…。

黒幕は?!

5
川野瀬猛の弁護士西城は婦女暴行事件で起訴した被害者の女性に声をかけていた。
その女性は事件にあったにもかかわらず派手な格好で買い物をしているところだった。
どうやらこの事件、本当に起こったのかどうか疑わしく西城は何か裏を掴んでいるようだ。

そして新一はまだ気づいていなかった。この日を境に新一の周りから誰もがいなくなってしまうこと。

場面は現在に戻る。
淵に立たされた新一は気付く。自分を陥れたいだけならここまで手の込んだことをするはずがない。
ということは第三の選択肢があるはずだ。

「さすが藤堂新一、頭がいいな。いいだろう。予定は変わったが第三の選択肢を提示してやろう」

その声の主は孤独を求めている。人間は協力しあおうと手を組むから陰謀が生まれる。
それなら誰も信頼できず孤独な世界を作った方がマシだと言う。

「そんなことできるわけがないだろう!」
「いや、できる。私と手を組めば。私たちなら。世界を孤独にするのさ」

このスピーカーから流れてくる声の犯人は小山内だった。

「さぁ、ショータイムだ」

そして、誰もいなくなった第2話のあらすじネタバレ!

ミス・イレイズというネット上に拡散した画像やデータを消去できる画期的なソフトウェアを開発した藤堂新一は結婚を目前に控え、人生は万事うまく進んでいるように思えた。
しかし個人を特定するために全国民に与えられた藤堂新一のパーソナルナンバーは重複しており、ナンバーだけでなく同姓同名の別の藤堂新一のものであることが判明。
本物の新一はなりすましの疑いをかけられ謹慎処分に。
なんとかして自分がなりすましに遭っていることを証明するために友人等の力を借り、ニセ藤堂の正体を突き止めた。
しかしその日の夜、何者かによってミス・イレイズを使われニセ藤堂の画像やデータが消されてしまい証明することが不可能になってしまった。
誰がそのミス・イレイズを使ったか裏ログを確認しようと新一は田嶋だけしかいないオフィスへと向かう。
果たして一体誰が新一を陥れようとしているのか?!

ガキの使いからのアプローチ

6
新一はミス・イレイズの裏ログを確認するも裏ログ自体が消されているという状況を目前とする。
その瞬間オフィスのディスプレイは全て暗転し“Welcom to shinichi talk with me”との文字が出てくる。

更にガキの使いと名乗る者から内線宛に電話がかかってくる。その電話の主は今から言うナンバーのメモを取れと言うのだ。
そのナンバーは“03012208751400”

その時五木が残業している田嶋にとごはんを買って戻ってきた。
新一が慌てて隠れると五木は同期が働いている法律事務所の所長自らがニセ藤堂の弁護をしているとおもむろに話し出す。
更にその依頼者はニセ藤堂の川野瀬ではなく別の誰かだと。

それを隠れて聞いた新一は翌日西条法律事務所に出向く。
なんとか待って西条に会えたものの、どんなに質問しても守秘義務で答えは得られない。

それに呆れた西条はこう言う。

「こんなに頭が悪い人を雇うとは株式会社L.E.Dも落ちぶれたもんだな」
「なるほど、俺は名前しか名乗っていないのに勤め先を知っているということは俺のことを元々知っていたんだな。それなのに川野瀬の弁護を受けたのか。あなたは一体なんのために弁護をしているのですか。あなたを雇ったのは誰ですか」

西条は墓穴を掘ってしまったがそういうことならと、まずは依頼をしてくれと言う。
「最も先約の依頼人よりもいい条件であれば」だ。

何かを企む小山内

7
新一は婚約者の早苗には何も話しておらず、いつも通り会社に行くそぶりを見せていた。
ウエディングドレスの試着があるからと早苗の友人が働くドレスショップへと向かう新一。
そこでおすすめの式場のパンフレットに書いてある電話番号を目にした新一は、ガキの使いが言っていたナンバーを思い出す。

もしかして最初の10桁は電話番号で残りの4桁は時間を表しているのではないかと。
すぐにショップを後にし公衆電話にて電話をかけるがかけた先は動物園だった。
絶対に予想は間違っていると思いながらもその動物園と向かう。

園内を歩き予想した時間の14時を過ぎた時だった、目の前には新一の母・万紀子と友人である官僚の小山内がいた。
小山内によると昨日新一が動物園に行こうと誘ったことを万紀子から聞いたようで、打ち合わせ後に自分も寄ったと言うのだ。

更に小山内の上司は新一のなりすまし事件に興味をもったようでパーソナルナンバーの危険性を世にアピールしたいと考えているみたいだ。
そして今夜行きつけのバー“KING”で二人はまた落ち合うことに。
去った小山内はスーツの内側につけている小型マイクに「7月7日14時15分、今夜KINGで新一と待ち合わせ、以上」とメッセージを残す。

園内を歩き回っていると万紀子は新一宛に届いた荷物を渡す。
母さんまで巻き込むわけにはいかないと考えている新一はその場を離れ封筒の中身を確認すると携帯電話が入っていた。

早苗はドレスショップの友人とお茶をしてたった5分で仕事に戻った新一の愚痴をこぼしていた。
お茶もこぼしてしまった。
その場に出くわしたはるかがお手拭きを渡し早苗と対面することに。
結婚、出産の話で盛り上がるが何やらつけてきたようにも思える。

その頃働いている斉藤の元に数万円とジップロックで包まれたグラスジョッキが送られてきていた。

新一を狙う正体とは

8
新一は一足先にKINGにつき日下お手製のお酒をいただく。日
下は来月の1日の月曜日に一周年貸切パーティをするという。
なにやら手切れ金というまとまったお金が入ったのだとか。

小山内は上司である寺前を連れてやってきた。
挨拶を交わす途中、例の携帯に着信が入る。その相手はガキの使いであった。

「いくつか頼み事がある。もちろん御礼をする。君は自分の名前を取り返せる。ナンバーも仕事も銀行口座もすべてだ」

そう言われるも断る新一。卑怯な連中に屈したくないと。
警察に突き出すと言う新一にガキの使いは尾行している4人の男から殺されると言われてしまう。
確かに周りを見渡すとスーツ姿の男が新一を囲もうとしているのがわかる。

新一は逃げ出し、たまたま店の外に出てきた小山内がそれを見かけ追いかけるも見失ってしまう。
捕まってしまった新一は銃口を向けられ、それに観念しどうか助けてくださいと言うと、どこかに連れて行かれることに。

そこは古いビルの一室であった。
出てきた黒幕のような男に名前を名乗れと言われ藤堂新一だと言うも相手は一向に納得しない。
銃口を突きつけられお前は誰だと言われるも新一は口を閉ざしたまま。
撃たれると思ったが、銃の中に弾は入っていなかった。

そもそもこの男、鬼塚孝雄(神保悟志)と追ってきた男たちは警察だった。
新一は弁護士を呼ばないと本当の名前は言わないと強気に出て呼ばせた弁護士はあの西条だった。

新一はこの状況をなんとかしてくれ、金はつつむからと言い西条に弁護を頼むことに。
それなら、公安相手でも頑張りましょうと言う西条。

そう、新一をマークしているのはただの警察ではなく公安だったのだ。
勤めている株式会社L.E.Dは総務省の管轄でソフトウェアを開発しており、その開発事業部になりすました人物がいるとなると国家の敵ではないかとみなされているのだ。
いわゆるスパイではないかと。

更に西条が言うには婦女暴行事件の容疑者の藤堂新一において被害者が告訴を取り下げたのだ。
ということは川野瀬はこのまま藤堂新一として檻から出ることに、そしてなりすましと思われている新一が檻に入ることになってしまう。

その頃新一の帰りを待つ早苗はインターホンが鳴るので出迎えてみるとそこに現れたのは五木だった。
五木は早苗にいきなりキスをすると家に入り込み早苗を押し倒す。

それを家の前で張っていた小山内は、大学時代に撮った4人の集合写真を破り捨ててしまうのであった…。

そして、誰もいなくなった第3話のあらすじネタバレ!

なりすましだと疑われている新一は自分が開発したミス・イレイズによって誰かにその証拠を消されてしまい首をしめることに。
戸惑う新一の元に黒幕の使者であるガキの使いと名乗る者が連絡を取ってきたため翻弄されてしまう。
更に公安に追われていることを知ると、ニセ藤堂こと川野瀬の弁護をしている西条にこの事態をなんとかしてくれと頼み込む。
新一の周りの親しい人間には黒い欲望や憎しみがうごめいていた…。

終わりの日から6日前

9
新一は自分が無実であることを証明してほしいと西条に頼むが先約のことがあるためそれは断られてしまう。
しかし公安に軟禁されているこの場所から出してくれることだけはのんでくれた。
西条が弁護しているニセ藤堂の本当の名前は川野瀬猛だと言うも取り合ってはくれなかった。

早苗はというと新一の後輩である五木が自宅に押し入り押し倒されると無理やりキスされる。
やり直したいと言われるが、妊娠したことを告げ婚姻届けを役所に出すだけだと伝える。
すると五木は開き直ったかのように藤堂新一が偽名であること、会社のお金をつぎ込んでいることをばらす。本当は自宅謹慎であることも。

「犯罪者とお幸せに」

そう吐き捨て帰っていく五木は会社にいるときとはまるで別人のようだ。
急にそんなことを言われた早苗は嘘だと認めずにいた。

終わりの日から5日前

10
翌日川野瀬は西条の弁護のおかげで警察署から出ることができた。
新一はというと一向に解放されず、軟禁状態は続いていた。
強行して出ようとするも公安の一人が立ちふさがりなぎ倒されてしまう。

一方万紀子の元には公安の鬼塚が面会をしにやってきた。

「あなたの息子さんはどちらですか」と鬼塚は新一と川野瀬猛の写真を差し出す。

「あなたが産んだのはどちらですか。出産した病院の名前は?」
「…答えられません」万紀子は答える。

どうやら万紀子の話によると自分は後妻で、新一は亡くなった旦那の連れ子だった。
それに、新一を産んだ本当の母親も昔に死んだらしい。

「では、どちらが藤堂新一ですか」

その問いにすぐには答えず迷う万紀子が指を指したその方向は…

朝から何の動きもなく別の弁護士を呼んだ方がいいのかと新一は考えていた。
しかしその時、突然スプリンクラーが作動し、その隙に逃げることに成功。

公衆電話から西条に電話をかける新一は今日は会えない代わりに、と情報をもらう。
実は新一が軟禁されていたビルの前にいた女性、実は新一が西城の事務所を訪れた際にもいたらしい。
それは色白ですらりとしていて黒髪のロング。

はるかのことを思い浮かべる新一。
そう思い斉藤にはるかの勤め先を聞くも斉藤から衝撃の事実を聞く。

はるかは何年も働いていないらしい。
大学の研究室へ残りたかったが就職したのも、最初の勤め先を2か月で辞めたのも元はと言えばお前のせいだと言われてしまう。お前は鈍感だとも。

「後は自分で考えろ」

早苗はどうしていいのかわからなくなった、と小山内に相談をする。
そこで初めて新一がなりすましの被害にあっていることを知らされる。その詳細も。
ここでようやく新一がしばらく結婚できないかも、と言っていた意味を知ることに。

その後早苗は一度来たことがあったKINGへと足を運び日下に新一のことを尋ねる。
しょっちゅう来ていると聞いたため、携帯の電話番号をメモし新一がきたときには電話するよう言づける。

その時大口契約が取れたお祝いにと早い時間ながら飲みに来たというはるかがやってくる。
偶然だと言い、はるかはついでに早苗と連絡先を交換しそのまま一人で飲むことに。

酔っぱらったはるかがホテルに戻ると新一がそこにいた。
斉藤から働いていないことを聞いたと言われてしまう。

「この前偶然助けてくれたのも職場の前にいたのもウソなんだろ」
「新一って昔からそうだよね」
「なにが」
「興味があるのはいつも自分だけ。しかもそれ私が言うと怒る」

ロビーで口論するのもなんだと、二人ははるかの部屋へ移る。

はるかの暴走、そして…

11
2億を使い込んだことがネットにばらされたのははるかに話した直後だということ、
センター試験の時に熱を出したこと、知っているのは母親と新潟の友人だけだと新一は話しを切り出す。

はなっから新一ははるかのことを疑っていて決めつけている。

「どうしてこんなことをするんだ!」
「知りたい?じゃああたしと結婚してくれたら全部教えてあげる」

ケラケラ笑うはるかの手を新一は払いのける。

「新一、騙されてるよ」

そう言ってはるかが見せた携帯の写真は早苗と五木が自宅前でキスをしているものだった。

「どうして!どうしてわたしじゃだめなの新一!なんでわたしのこと見てくれないの」

はるかはそう叫び泣いたかと思えば顔つきがかわり急に新一のベルトに手をつけ脱がそうとする。
混乱する新一ははるかを突き飛ばす。

「どうかしてるよ!どうかしてるよはるか!」
「そうだね、どうかしてるよね。へへ。ちょっと頭冷やしてくるね」
「…俺だって、俺だって疑いたいわけじゃないんだ」

そうやってはるかが向かったベランダに目をやるとはるかはそのまま柵を乗り越え飛び降りてしまった。

その後はるかが運ばれた病院へ新一は付き添い、小山内もやってきた。
はるかがなりすましに関係していることを新一は話す。
そして仕事をすぐに辞めたことを尋ねると小山内は話し始めた。

はるかは卒業せず研究室へと残りたかったが卒業後は就職すると言っていた新一が急に院にいき研究をしたいと言ったので身をひいたこと。
そう、研究室への定員は一人だったのだ。
それを知っていたはるかは辞退したが、新一はまた心変わりしさっさと東京に就職。
はるかは地元の企業に勤めたがいわゆるブラック企業ですぐにやめたこと。

「…知らなかった」
「だろうな。お前、はるかと付き合ってたくせにちゃんと見てやってなかったのか」

小山内も斉藤もそんな新一の愚痴をよく聞いていたと。
なりすましとは無関係で、はるかは好きだったお前から疑われたのがショックであることないこと言ったのだと小山内は言う。

「でも」
「でもじゃないだろ!」

新一ははるかが目を覚ました時お前に会いたくないだろうからもう帰ってくれと言われる。
それでもはるかに聞かなきゃいけないことがあるからと残ろうとすると
「お前こんな時でも自分ばっかりかよ!見損なったぞ」と殴られるのであった。

鬼塚はまだ公安だけで新一を捕まえようと奮起していた。
何やら母親も会社の人間もなりすましと疑われている新一を本物だと言っているからだ。
更にスプリンクラーの誤作動の時に例のビルに入ったのは宅配のピザの配達人の女だけだったことが判明。
女子トイレに火をつけたのもそいつの仕業とふんでいる。

それにピザ屋で働いている中にこの女はいないらしく、防犯カメラに映ったその女は色白で髪の長い黒髪の女だった…。

終わりの日から4日前

12
冷静になった新一ははるかのことを決めつけ更に傷つけてしまったことを悔やんでいた。

その時ガキの使いから電話が鳴り、テレビでニュースを見ろと言われる。
そのニュースでは、ニセ藤堂の川野瀬猛が婦女暴行事件が冤罪であったことの会見を開いているというものだった。
警察に自白を強要されたこと、そのことで仕事も友も恋人も失ってしまったこと。
その隣には弁護士の西条も同席していた。

川野瀬はこの会見で一挙に藤堂新一という名前を広めることになる。

違う。こいつは藤堂新一じゃない。

「ちがーーーーう!!!!」

その頃はるかの手術が終わった。しかし命は助からなかった。

そして、誰もいなくなった第4話のあらすじネタバレ!

西条から自分をつけている女の特徴を聞いた新一ははるかを疑う。
斉藤や小山内から、はるかが今は働いていないこと、新一のために研究室へ残ることを辞退したことを聞かされる新一。
疑われたはるかは傷つき、それでも新一と復縁を望むも暴走した自分に後はないと思ったのか新一の目の前でベランダから飛び降りてしまい命を失う結果に。
ニセ藤堂の川野瀬猛は冤罪であったことを記者会見し、藤堂新一の名前と顔が広まってしまう。

終わりの日から1日前

13
新一はもう3日程、KINGのバーテンダーである日下の元へ居候していた。

今や自分の人生を丸ごと乗っ取られようとしている、俺の居場所はどこにもない。
どこにもない。と思っていたそんな土砂降りの中、目の前に現れ傘を差し出してくれたのがその日下だった。

日下はオープンしたての頃客が中々入らず、リピーターになってくれた新一のことを心底感謝し嬉しがっていたのだ。
共同生活は苦手だけど新一なら苦にならないから、と好きなだけいていいと事情も聞かずに日下は言う。

新潟でははるかの葬儀が執り行われていた。斉藤と小山内は出席。
新一の母・万紀子もそこにいた。

万紀子は小山内に頼んで新一が下宿していたという大学時代たまり場だったアパートへ向かった。
「ねぇ小山内君、本当の話をしましょうよ。誰かが新一のことを利用している話とか」

小山内に2億円の話をした直後ネットにリークされたこと、上司とこそこそ画策していることを知っている万紀子は問い詰める。
母親だから新一の敵か味方なのか知りたいと。

「味方ですよ。いや、味方でした。新潟、楽しんでいってください。それじゃ」

ニセ藤堂はいろんなテレビ番組に出演し、自分の境遇や心境を話していた。
「わたくし、藤堂新一」といったフレーズを強調して話しているのが目に付く。

ニセ藤堂との交渉

14
新一は生放送に出演していたニセ藤堂と西条を張り込み帰る隙を狙ってニセ藤堂と話をすることに。
どうせニセ藤堂に西条を雇うほどの金なんてないとふんでいる新一は、ニセ藤堂も誰かに金で雇われていると考えていた。
それなら自分はその雇い主の倍の金額を出すから、今のニセ藤堂の人生を買い戻すと新一は交渉する。
現在使えない口座は名前が戻れば使えるし、親父からもらった不動産もあるから心配はないと。

「俺には婚約者がいるんだ、もうすぐ子供だって生まれる」
「先生、ちょっと二人にしてもらえる?」

西条をその場から離すと400万は欲しいとニセ藤堂は言う。
400万を保障してくれたら業者を紹介してやると。

「業者?」
「そういう仕事もあるってこと」

まるで新一が見た夢のように、個人のパーソナルナンバーや人生をまるごと売っているところがあるようだ。

自分の人生が気に入らなかったら乗り換えることができるのだと。
そしてそれに精通している業界の詳細をニセ藤堂は教えてくれた。

斉藤ははるかのスマホを持ち出し、早苗とのメッセージを盗み見する。
そこには二人が今度新宿で会おうとしている内容があった。
職場に戻るとデスク周りを整理し、大学時代の集合写真を捨てた。

新一はニセ藤堂からもらった情報を元に待ち合わせの大衆居酒屋へ。
そこで出会った男はKINGにたまにいる白髪の男だった。
更にこの男、実はあのガキの使いでもあった。

しらふの時はふざけて、酒を飲めばまじめになるというこの男と取り引きするには酒に付き合わなければいけないようだ。

2件目はクラブのようなところだった。
お連れ様がお待ちだからとVIPルームへと案内される。
そこには五木が女をはべらかせて座っていた。

「おっそ。先輩おっそいから頭パッパラパーな女の子たちと無駄な時間を過ごしましたよ」
「お前だったのか。五木。お前が全てやったのか」

そういうと五木は持っているグラスの酒を新一にかける。
五木の話によると呼び出したのは新一の方らしく、待たされたことに怒っているらしい。

五木は猫被るのをやめたと言い、横柄な態度をとっている。
新一はそこで早苗と五木が昔関係があったことを知る。
更に早苗のことを嘘つきだと言い、新一の口座からお金を引き出した女が防犯カメラに映っていたことを知らされる。

「それが早苗だったらうけません?先輩、あいつのこと知ってんすか?本当はなーんも知らないんじゃないんすか」

こじれる人間関係

15
西条はというと小山内にアプローチしていた。
新一に以前頼まれて個人情報を不法に持ち出したことをネタに西条は脅しをかける。

「新一がお前に言ったのか」
「それはどうでしょう。ただ友達になればそういった情報もスムーズに交換できるんですがねぇ」

新一は早苗のアパートを訪ねるとそこには斉藤が待ち構えていた。
そこではるかが死んだことを初めて知る。

「はるかは早苗と会おうとしていた。それがなんでかわかるか?わからないんだよ。死んだ人間は口を開かないからな」

そう言う斉藤の手にはナイフが。
新一を殺そうと振り回してきた。

取っ組み合いになりアパートの前の階段に二人は転げ落ちる。
倒れた新一の洋服は血まみれになっていた。
自分が刺されて血を出しているわけではない。
その血は転げ落ちた拍子に斉藤に刺さった胸からの血だった。

斉藤は何かをつぶやくと目を閉じ死んでしまう。

ちょうどその現場に早苗が居合わせる。
新一は事故だと言い張るが、周りに人が集まってきたため逃げだす。

その後早苗は警察へと取り調べに。
そこで斉藤を刺したのは誰だと鬼塚に聞かれる。

「新一。わたしに藤堂新一と名乗っていた人です」

でも、事故だと本人が言っていたことも話す。

「それ、信じてます?」

早苗は首をふるのであった。

もう一人のなりすまし被害

16
日下が自宅へ戻ると新一が血まみれのシャツを脱いで泣いていた。

「シャツ見ただろ。もう俺を警察に突き出してくれていい」

そう言われるも日下は新一に新しいシャツを渡し血まみれのシャツは燃えるごみの日に出すから、と何も聞こうとしない。
そのやさしさに新一は日下を突き飛ばしどうして何も聞かないんだと問う。

長いことバーテンダーをやっているとその人の本質がわかると日下。
新一は人を殺せるような人ではなく、正当防衛が事故でそうなったんだろうと。

「どうして!どうしてそこまで俺を信じるんだ。ほかの人は誰も信じてくれない。早苗だって…」

と、新一が嘆く姿を見た日下は新一を抱きしめて気持ちがわかると言う。

「警察が信じなくても早苗さんが信じなくても俺だけは藤堂さんのことを信じます」

そして自分もパーソナルナンバーをもっていないことを明かすのであった。

そして、誰もいなくなった第5話のあらすじネタバレ!

新一は日下の家に居候をして身を隠していたが、はるかの自殺のショックで暴走した斉藤と取っ組み合いになり事故で刺してしまったことで追われるハメに。
それを早苗に目撃され逃げるようにして日下の家に戻ると自分もパーソナルナンバーをもっていないことを打ち明かされ励まされる。

容疑者扱いされる新一

17
日下の話に新一は驚きつつも少し落ち着きを取り戻す。日下瑛治は偽名で、高校卒業時にさくっと売ったのだとか。
新一は少し落ち着いたので警察に行こうとする。

その時家の窓を突き破って何かが入った瓶が転げ落ちてきた。
家の中は煙で充満し、その煙を吸い込んだ新一は床に倒れ気を失ってしまう。

斉藤はというと死んでしまった。

公安の鬼塚は斉藤殺しの容疑者になっている新一を管轄の警察に捕まえさせてはいけないと考えている。
新一が何者に狙われているのか、なぜなりすましているのかを自分たちで突き止めたいからだ。

中々捕まらない警察は新一を指名手配して捜査をしようと考えるも、このニセ者の新一をどう公表するのか、と鬼塚は待ったをかける。
その時だった、はるかと同じ病院に運ばれた斉藤の死体が消えたという情報が入る。

いったい、死体を盗むメリットとはなんなのだろう…。

新一と早苗の出会いは2年前に遡る。
五木にドタキャンされた飲食店に新一がやってきたのだ。
声をかけたのは早苗の方だった。

そんなことを思い出しながら早苗は新一の家に置いてある荷物をまとめようとする。
そこに心配した小山内が様子を見に家にやってきた。

「新一からはまだ何も?」
「はい、全然。全く」
「何か知ってるんですか」
「まぁ。でもいい情報ではない」

新一の行方がわからなくなったあの夜からずっと、KINGが臨時休業していることを小山内は話す。
何か関係があるとは言い切れないが、新一の周りで連絡が取れないのは日下ただ一人だと。

その語弁護士の西条と小山内は接触し、新一の情報交換へ。
どうやら西条は依頼人である新一と連絡が取れず小山内を利用し、新一の家に入った隙に盗聴器を置かせたようだ。

「言っとくがあんたは期間限定の友達ですよ」

小山内に握手を求めるがそう冷たく言い放されてしまう。


終わりの日

18
全面真っ白の密室で新一は目を覚ます。そこには自分一人だけではなく女もいた。
「だれ?」
「別に。だれでもない」
「ここどこ?」
「さあ」

誘拐されたことや日下のことを聞くも彼女は何も知らないと答える。

「君、だれ?」
「だからぁ、それ聞かれても答えようがないんだよね」

どうやらこの女もパーソナルナンバーをもっていないようだ。
そしてこの女のパーカーにはメモが入っていた。

「-8、-1、0、2、14、100、526仲間外れはどれ?」

もしかするとこの答えがこの部屋についているキーをロックするナンバーなのかもしれない。
奇数の-1が答えだと考え解除に成功。
ドアの外に出るもそこには真っ白な部屋が続き同じようなキーがあるだけだった。

「101、103、105、107、109、113、127仲間外れはどれ?」

次のメモはこれだ。
今回はシンプルに考えると105以外が素数。
間違えたらどうなるのか、と不安がよぎるがでもいくしかない、と決心しロックを解除する。

こういうことを数回繰り返し次に辿りついた部屋には番号がふられた6つのスピーカーが置いてあった。
メモには仲間外れはどれ?としか書いていない。

そのスピーカーからは五木の会社の内線とつながっていたり、西条の携帯電話とつながっていたりしているようだ。

西条にかかってきた電話の相手はニセ藤堂だった。
二人の会話の内容からすると、ニセ藤堂はテレビに出て知名度を上げると西条の依頼人からがっつりお金をもらうことになっているらしい。
それを聞いた新一は怒りに身を任せスピーカーを投げ飛ばしてしまう。

更に上司の田嶋の携帯も聞こえてくる。
会話の内容は人事の田村とのもので、混乱に乗じて新一を売ったことへの感謝だった。

どういうことだ。新一は考える。
ひとまず、今回の問題は自分の敵以外のスピーカーの番号が正解だということなのはわかった。

1番のスピーカーから聞こえてくるのは母親万紀子の携帯だった。
どうやら鬼塚に連絡し、新一からは何の音沙汰もないことを話す。

新一は万紀子だけは味方だと思い、1のナンバーを押そうとする。
しかしその電話の途中で、新一は血が繋がっていないからあたしのことを頼ろうとはしませんと万紀子が言ったことで手が止まる。

「最後まで聞かないとわからないじゃない」
後をつけてきた女が言う。

「いや、もうわかってるんだ」

脅迫される新一

19
スピーカーは6つまでしかないこと。
しかしロックを解除するナンバーは7つ。

「あと2つは誰かな~」
他の男とキスした婚約者か、大学時代の親友か。
親友にはもうすでにこっぴどく殴られ見捨てられているが。

「となると仲間外れは俺になる。正解は7だ」

「でもお母様の電話は最後まで聞いてないじゃない。どんな時でも親は子供の味方っていうじゃない」
「君は、優しいね。本当の親子なら俺だって強気になれるんだけど」

もう全部聞いてしまうと立ち直れなくなる、と新一は考えているのだ。

「仲間外れはきっと俺だ」
そう言って7を押すとロックは解除された。

「やっぱりね」

そう言ってドアを開け出て行くと外に繋がるような上りの階段が。
階段を上りドアを開けるとそこはビルの屋上だった。

そして目にしたスピーカーには7の番号が。

「お前には選択肢が二つある。このまま私に撃たれるか。それとも自発的にそこから飛び降りるか」

ということで話は1話の冒頭に。
新一は第3の選択肢があることを伝え、相手に納得させる。

「私の願いは孤独。すべての不平等、不安、争いは人と人とが連帯し徒党を組むことから生まれる。だからその逆の世界を作りたいのさ。誰も信頼せず、誰とも仲間にならず。そのうえで全員が平等で争いのない世界」

「ふざけるな、そんな世界はありえない」
「いやできる。お前とわたしが手を組めば世界を孤独にするのさ。」
「何を言ってるんだ。そんなことばかげてる!」
「では交渉決裂かな。わたしはこのまま君を撃つこともできるんだが。でも、まずは彼から撃ってみようか」

銃声のあとにスピーカーから聞こえた声は日下のものだった。
その後何発もの銃声が聞こえてくる。

「やめろぉ!彼は僕をずっとかくまってくれてたんだ!」
「なるほど、友達なのですね。ということは彼が死ねばあなたは前よりもっと孤独になるというわけですね」

そしてまた銃声が聞こえたので新一は言うことを聞くと、日下を傷つけないよう訴える。
スピーカーの声の主は小山内だ。

集う4人

20
日が沈み、新一は警察にばれないようにKINGへと足を運ぶ。
そこに待っていたのは自称ガキの使いと言うあの男・馬場と、真っ白い部屋にいた女・君塚砂央里だった。
奥から日下が出てくる。
撃たれたのは腕だったようだが、これじゃあお酒は作れないと落ち込んでいる。

「俺なんかのためにすみません、藤堂さん」
「いやそういうわけじゃ、他に選択肢がなかったんだ」
「でも、藤堂さんは命の恩人です」
「やめてよ」

この4人全員、パーソナルナンバーを持たずにある男から脅迫されている。
4人は結託し仲間となり手を組むことに。
日下は捕まえられた男から封筒を預かっていた。

「世界を孤独に。そのために、君たちは今から7つの罪を犯す」

中にはこう記された紙が入っているだけだった。

その頃ヘルパーの弥生は先輩に呼ばれ老人介護施設への助っ人に。
その日担当する要介護者は川野瀬という。
「あいつは俺の最低で最悪な息子だ!」と彼はニセ藤堂が会見をするテレビを見ながら言うのであった。

そして、誰もいなくなった第6話あらすじネタバレ!

日下の家に身を潜めていた新一だったが、何者かによって真っ白な部屋に連れ去られてしまう。
そこで信頼していた周りの人間が敵であることを知ってしまう。
新一は交換条件をのむことでなんとか死の選択から免れ、その何者かに脅迫されパーソナルナンバーをもっていないKINGの関係者4人と集まることに。

新一からの連絡

21
株式会社L.E.Dではミス・イレイズの製品化に努めているが新一の組んだプログラムが複雑で中々製品化できずにいた。
上からは研究員をクビにさせられそうになるも五木が1週間という猶予をもらうことで回避する。
しかし自分たちだけでは到底無理だ。
五木は新一をあてにし、探し始めることに。

西条は公安の鬼塚に接触する。
公安はすでに藤堂新一の件から手を引いているが、鬼塚個人的には何やらひっかかる部分がある。
それを見抜いた西条はお互い新一を探すために手を組もうと交渉するのだった。

早苗は弥生の代わりに万紀子の家にきて食事などのお世話を毎日している。
そう、弥生もまた新一と同じタイミングで連絡がとれなくなり戻ってきていなかったのだ。

早苗は新一のことを信じてあげられなかったことを悔やんでいた。
確かにいろんなことがあって驚きはしたが自分の態度も一因して失踪したのではないかと。
新一が戻ってこなくてもお腹の子供は産もうと決心した様子だ。

そこに小山内が万紀子の誕生日をお祝いしにやってきた。
弥生と新一が同じタイミングで失踪したことに、もしかして二人は何か関係があるのかもしれないと小山内は言う。

その時万紀子の携帯に新一からのビデオメッセージが届く。
「お母さん、誕生日おめでとう。世界を孤独に。これから送るメールは俺からのプレゼントだよ」

母の誕生日には何か連絡をしてくるかもしれない、と小山内の思った通りに新一から連絡がきた。
しかし届いたメールはミス・イレイズを使い、万紀子の携帯の情報を全て消すウィルスだった。
そして次は万紀子のアドレス帳に入っている者に同じようなスパムメールが送られる。
もちろん、小山内と早苗の携帯にも送信された。

「やあねぇ。久しぶりの連絡がウイルスだなんて」

悲し気な表情でそういう万紀子はもう一人になりたいと二人を帰すことに。

スパムメールが手がかりに

22
早苗は道すがらこれが新一がやったことではなく誰かがやったのだと信じようとするが小山内は信じきれていない。
二人は新一の家に行ってみると五木が押しかけて来た。

ミス・イレイズの件でどうしても新一を探し出したいと家にいないかやってきたのだ。
早苗に執拗に新一の居場所を聞くも答えがないことにいらつく五木。
しかし、本当に何も知らないのだから仕方ない。

「俺、本当はお前のことも疑ってるんだよね。横領した2億円、お前がもってんじゃないのぉ?」

それを見かねた小山内がその場を収束させようと新一に関する手がかりを五木に話す。
それはさっきのスパムメールのことだ。
ミス・イレイズと自ら名乗っているため、新一と何か関係しているかもしれない、と。
五木はそのメールを転送するよう早苗に言うと会社へ戻る。

小山内はその後KINGへ向かってみるとOPENの文字が。
びっくりして中に入ると日下が出て来た。
久しぶりに営業を再開したのだという。

そこで小山内は新一の失踪について尋ねる。

「君さ、何か知ってるんじゃないか」
「知ってますよ。でも、あんまり思い出したくないんです」
「おい!何言ってるんだ君!あいつには婚約者もいるしその子は妊娠してるんだぞ!」

興奮した小山内だったが冷静さを取り戻し今一度新一のことを聞く。
しかし日下は何者かによって拉致られてしまい、手を撃たれたことのショックが大きいことから詳しくは話そうとしない。

更に日下はパーソナルナンバーをもってないことで以前脅されたので小山内を信用していないようだ。
そう、小山内は次に新一がきたときに作って出したグラスを保管してくれと、警察に日下の話をすることで脅迫していたのだ。

「それにしてもいつの間に回収したんですか?」

そして用途はいったい…?

新一は失踪したと思われる後もよくKINGに来ていたことを日下は話す。
そして日に日に人格が変わったとも。
世間知らずのお人よしだと信じ切る小山内だったが疑念を抱き店を出て行くことに。

その頃五木は会社に戻り転送されたメールを元にミス・イレイズのプロテクトを解除することに成功。
喜びに浸る五木だったがその途端ミス・イレイズが起動しサーバーのデータは全て抹消されてしまった。
翌日会社では大変なことになってしまい、それが五木のせいだと知ると田嶋は呆れてしまう。

脅迫者の正体は…?!

23
日下の家には馬場と君塚も居候し、4人での共同生活をしている。
朝からにぎやかな雰囲気に、新一は最近よく笑うようになった。
それを見て日下も安心している。

小山内はKINGの近くに張り込むと店を閉める時間を見計らい日下の後をつける。

「藤堂新一君からのプレゼントでぇ~す」

そう言った馬場に小山内はバットで殴られると手足を縛られ車のトランクへ。
それを見ていた西条によって通報され警察が追ってくる。

馬場は警察に車を止められ、トランクの中を見せてくれと要求される。
一瞬開けるそぶりを見せるが逃げようと急発進する。

そして警察とのカーチェイスが始まり、何者かに応援をよこす馬場。
しかし一人でなんとかしろと言われ、全速力で海に突っ込んでしまった。
新一に殺されるのかと小山内は思いながら海の底へ…?

早苗が万紀子の家を訪ねるが家の中に万紀子はいなかった。
家の掃除をしようとゴミ箱に手をかけると捨てられたマイクを見つける。
それは声を変えられてスピーカーから発声できるものだった。
そう、この声は新一を脅していたあの声とそっくりだ。

馬場に指示を出していたのは万紀子なのか?
小山内を殺そうと企んでいたのは万紀子なのか?
新一や日下や君塚はこれとは全く関係がないようにも思える。

新一はというと明日決行する何かの準備をずっとしていた。
馬場が帰ってこないことを不審に思うも君塚と日下はそれぞれの準備へ。
店へと向かう日下の前に現れたのは万紀子だった。

「2016年9月1日、明日、世界は孤独になる…」


そして、誰もいなくなった第7話のあらすじネタバレ!

脅迫者に従ってか、新一は万紀子に対しスパムメールを送信する。
それを手がかりにミス・イレイズの開発を進めた五木だったが、できた途端削除されてしまう。
世界を孤独にする9月1日に向けて準備をする各々だったが、馬場はまた別の者の指示に従い小山内を拘束し心中を図る。

目を覚ます小山内

24
店の準備に向かう日下の前に現れた万紀子だったが何か言いたいことを飲み込みスルーしてしまう。
その頃新一は日下の家で無線機などの最終確認をしていた。
停電爆弾、別名ブラックアウト爆弾と言われる人には無害の物を作った理由は都内の送電設備を機能停止にするためである。

日本の最重要データーサーバーですら自家発電に切り替える時間が0.2秒存在する。
その間、そのサーバーは無防備になるのだ。

「失敗の可能性が思い浮かばないよ」と新一は呟く。

紗央里はある店の前で馬場との思い出を振り返っていた。するとそこに西条が現れる。
馬場と紗央里を追っていたが車の方は警察に通報し、紗央里をつけていたのだ。

「ところで、あなたお金は好きですか?とってもいい話があるんですよ」

小山内は病院で目を覚ます。
看護師いわく海に沈んだ衝撃で車のトランクが開き運よく助かったのだと。
公安の鬼塚が話を聞きにやってくるも小山内はまだ混乱していて詳しく話はできない状態だ。

それならこれは知ってるか、と鬼塚は弥生のネームプレートを見せる。
どうやら小山内の前に車のトランクにいれられたようだ。
それを知った小山内は恐怖に脅え始める。失踪した弥生、すでに死んでいるのか…。

ミス・イレイズのデータ削除スパムメールは巷でも広がっているようだ。
その処理に追われている株式会社L.E.Dの開発部は役員会議で自宅待機が決定。
その期間は設けられておらず、ミス・イレイズは第三者機関に委託するのだと。

夜になっても馬場は戻ってきていなかった。
仕方がないから馬場の持ち場を新一が受け持つというと紗央里は反対する。

「絶対やだ!今まで4人でやってきたんだから最後まで4人でやりたい!」

しかし明日を逃すと次の実行のタイミングは1ヵ月後になってしまう。
とりあえずギリギリまで馬場が戻ってくることを待ちながら最終チェックをすることに。
紗央里はそれでも腑に落ちないらしく家を飛び出ると馬場にもらったキーホルダーを大事に見つめ西条のいい話を思い出していた。

万紀子から電話である場所へ行ってほしいと頼まれた早苗。
そこが何なのかはわからず、それ以降万紀子と連絡は取れない。

小山内を頼りに病院へ向かうと、小山内がそれを引き受け早苗は待つようにと言う。
ちなみになぜ入院したのか本当の理由は話していない。

「嫌です。もう待つだけは嫌なんです!行きます。新一が関係しているなら私は行きます」

そこには早苗の強い決心が見えた。
二人はその場所へと向かうが公安につけられている。

紗央里の誘惑

25
とあるビルの屋上で送電設備のチェックポイントの確認をしている日下と紗央里。
紗央里はもしこれが失敗すると自分たちは刑務所行きかぁと声に出す。

もしそうなったら年を取り魅力がなくなる前に、と日下を誘惑。
紗央里はこれまで家に泊めてくれた男の中で唯一日下だけが手を出してこないことに不安を覚えていたのだ。

「あたしのこと好き?それともそんなに魅力ない?」

日下は紗央里を抱きしめると、大好きだよと答える。
だからこそ中途半端な関係をもつのは嫌だと。

「さっ、次のチェックポイントに行こう」

それを近くのビルの屋上で確認していた西条は、失敗したかぁと少し落胆していた。

万紀子のいう住所へと着いた小山内と早苗はペンションのインターホンを押す。
中からは「すみません、今、たてこんでいるので」と2回繰り返され、かたくなにドアを開けようとしない。

早苗はこの声が弥生に似ていると感じる。
小山内は身の危険を感じこれ以上詮索するのをやめる。
しかし早苗は何か新一と関係しているなら、ともう一度インターホンを鳴らす。

そしてまた弥生の声で「すみません、今、たてこんでいるので」と返される。
しかし変なことに会話がかみ合わない。そうこれは録音なのだ。
小山内は近くにあったスコップで窓を破り中へ侵入する。

録音機を発見し、弥生が100%犯罪に巻き込まれていることを確信。
中の部屋や外を詮索しても何も見つからない。
外の大きな冷蔵庫を目にし開けると、そこにはなんと病院から盗まれた斉藤の死体が凍っていた。

それを見た早苗の悲鳴でつけてきた公安が駆けつけ、この案件は公安の担当へ。
そしてまた小山内は鬼塚と対面することに。
これ以上沈黙を続けるわけにはいかない小山内は、万紀子から行けと言われたことを伝える。

いよいよ、決行の時

26
夕方になっても馬場は帰ってこなかった。
馬場のせいで計画を中止にすることは本人も望んでいないはずだ。
紗央里は観念し、馬場抜きで計画を実行することに。

「今日であたしたち、終わるんだね」
「古い世界は消えて、新しい自分に生まれ変わる。俺はそういうことだと思う」
「まあ、期待してるよ」

もう、戻れない。いや、俺はもう戻らない。
新一はそう決めたのだ。

それぞれがチェックポイントにつき、ブラックアウト爆弾をつけたドローンを見守る。
紗央里の前にはまた西条が現れる。

「ではこれで、交渉成立ということで」
「報酬なんだけどさぁ、やっぱり更に5倍は欲しいなぁ。唯一の家族みたいな人たちを裏切るわけだし」

紗央里は交渉する。
しかし西条もそれはのみこめず、この案件の成功報酬の30%で手をうつことに。

「でもいいや。どうせウソだし。お金あげるって男が一番嫌いなんだよね」

それを聞いて怒った西条は紗央里の首を絞める。
と同時に紗央里はナイフで西条を刺していた。

「お前のせいで馬場さん、警察に捕まったんだろ」

取っ組み合いになり二人は屋上から落下してしまう。

万紀子はすでにマークされているが中々見つからないこと。
株式会社L.E.Dはデーターサーバーを襲撃され倒産するかもしれないこと。
ミス・イレイズというデータ削除ウィルスが蔓延していること。

小山内はそれを聞かせられ、新一をかばっているのかと尋問される。
そんなことはないと答えた矢先、西条から電話が。

「大事な証拠がある」

そう言って西条は息絶えてしまう。
また、その隣で横たわる紗央里も飛び立ったドローンを見送ると息絶えるのだった。

ドローンは計画通り3つの拠点地から飛び立った。

それを確認すると日下はこうつぶやく。

「後は頼んだよ、兄さん」

今日、パーソナルナンバーにまつわるデータは全て消去される。
今日、国が保護する個人情報は全て消去される。
今日、世界は孤独になる。

そして、誰もいなくなった第8話あらすじネタバレ!

世界を孤独にするためにと、日本国政府の最重要データサーバーに侵入する計画を準備する新一たち。
その計画とは停電爆弾を使用し、電力を落とし復旧するまでの0.2秒の間に国が管理する個人情報を消してしまうことだ。
馬場が行方をくらましている中、砂央里は西条から取引を持ち掛けられるが計画実行の直前で裏切る。
そのまま二人は屋上から落下し死んでしまうが、計画は作戦通り始まった…かのように思えた。

計画は失敗に終わる

27
警察にテロ予告があったことでますます新一はサイバーテロをもくろんでいたのではと疑われる。
最初からサイバーテロをするために株式会社L.E.Dに入ったのではないかと。
電話で聞いた西条の遺言により西東京ビルに向かう小山内と鬼塚たちだったが、途中でドローンを目撃し、そのドローンを追うことに。

小山内は1年前に新一が話していたことを思い出す。
その時からすでに国の最重要サーバーに欠陥があること。
電圧が急激に変わるとサーバーがシャットダウンし、自家発電に切り替わる0.2秒間が存在すると。
もし今後大災害が起きたりした場合に壊滅的な状況になるのでは…と。

新一はそれを早くに上司に報告したが、そのためだけに多大な時間とお金をかけることはできないとの理由から次回アップデート時に秘密裏に改善することになった。

もしも個人情報が消えてしまうと太平洋戦争直後の日本と同じようになるのではと小山内は言う。
誰かになりすますものが現れ犯罪が多発してしまうのだ。

発電所が近くなり一行は車からおり狙撃するもドローンには当たらなかった。
しかし日下の手によりドローンは進行を変え、新たなブログラムが実行され攻撃目標が変更になる。

「ごめんね新一くん。でも君に世界を本当に孤独にさせるわけにはいかない」

計画が変わったことに気付いた新一はなんとかやり直そうとするもアクセスは拒否される。
日下や砂央里に電話をかけるも出る気配はない。
ドローンの到達場所は新一のいるビルのようだ。

誰かが新一の作ったプログラムに侵入し別のプログラムを挿入したとしか考えられない。
しかしこの裏切りは新一ら4人を脅迫してきた奴の仕業にも思えない。
世界を孤独にするためにやってきたのに失敗させる意味がないからだ。

思えば奴は手紙というアナログな方法で俺らに近づいて指示を出してきていた。
その手紙はポストに投函されてきていたので正体をつきとめようと小型カメラを設置したが見破られた。
それからは砂央里のバイクのシートや、窓の柵などに手紙は挟まれていた。

パーソナルナンバーをもってなくてもこの4人の生活は快適だった。
なぜ?やどうして?を考えてもキリがないので俺は考えることをやめた。
計画を成功させるために必死でプログラムを作ったと言うのにどうして裏切られなければいけないのか。

新一のいるビルに警察たちが集まってきた。
そこへ戻ってきたドローンはずっと旋回している。

新一はテロリストとして包囲されてしまった。
逃げようとする新一の前に鬼塚が立ちはだかる。

今にも捕まろうとしたその瞬間、停電でビル内は真っ暗に。
小山内のはからいで新一は脱出する。

真実を知るために奔走する各々

28
出産のために入院していた早苗はニュースで株式会社L.E.Dのデータ損失により第3者調査員が入ることを知る。
損失の被害は莫大で倒産は目前らしく、辞職する人も多いのだと言う。

それで早苗は田嶋の家へ向かう。
田嶋は引っ越しの準備をしていて、自分自身実家に帰ろうとしていたようだ。

しかしそれはウソだった。
早苗はフィリピン行の航空券を田嶋が持っているのに気づき、押し入れに多額のお金が入ったスーツケースを見つけてしまう。
それを知った早苗を田嶋は首を絞め殺そうとする。

二人きりになった小山内は新一に自分を殺そうとしていたのか、と問いただす。
さすがにそんなことはないと新一は否定する。

小山内は今まで万紀子のことについて調べていたと告げ、備忘録のために録音していたというボイスレコーダーを渡す。
真実を突き止めるにはこれを聞けばわかると。

「新一、今警察に捕まるわけにはいかないだろう。お前には早苗ちゃんが待っている。それにお腹の子供も」
「気持ち悪いな。お前は国のエリート官僚で、俺は今やただの犯罪者だ。俺にそんなことをするにはリスクがありすぎるだろ。刑務所行きだぞ」

「俺が知ってる藤堂新一は研究バカのお人よしで人に愛されて、犯罪とは全くの無縁の男だった。でもこうなってしまったのは俺のせいでもある」
「お前のせい?どういう意味だ」

「すまん。俺にできるのはここまでだ。後は自分で決着つけろ。そして、陽の当たる場所にまた戻ってこい」

「なあ小山内、陽の当たる場所ってなんだ?そこに戻れば一体何があるっていうんだ」
「これだけは、俺も学んだ。どす黒い気持ちで暗闇に逃げ込むのは簡単だ。悪に染まるのは簡単で正しく居続けるのは難しい。人生の正解が安易で簡単な道な法にあるとは俺には思えない」

そういうと小山内はその場から去ってしまった。
新一は戸惑いながらもそこを後にした…。

小山内からもらったボイスレコーダーには新一がパーソナルナンバーをなくし追われてからはるかと斉藤が死んだときのことも録音されていた。
そして斉藤が死んで三日後の7月15日の夜、万紀子に会いにいった小山内は自分に聞かれた質問を投げる。

「あなたは、藤堂新一の味方ですか?」

本当に心配しているなら新潟まではるかの葬儀へ行く労力や時間を新一を捜すことにつかったらいいのにと言うが、万紀子は新一とは複雑な関係だから、と濁すのであった。

万紀子のルーツ、そして再会

29
そして気になった小山内は万紀子の過去を調べた。
藤堂家に嫁ぐ前に実はシングルマザーだったこと。
その子は藤堂家の養子に出されたこと。
そして中学を卒業する前に家出をし現在消息不明なこと。

その調べをしている最中にガキの使いという者があらわれ乱闘事件になり一日留置所にいれられたこと。
そいつはこの間俺を襲って殺そうとしてきた奴と同じだった。
調べれば調べるほど新一の周りで起こったことは偶然の出来事には思えないと。

新一は日下の家に戻った。窓は空いていて誰かがいるようだった。
ドアを開け中に入るとそこには万紀子がいた。

「母さん、なんで。どうしてここに」
「なぜって、あなたに会いにきたからよ」
「どうして母さんがここを知っているんだ」

どうやらここは新一の死んだ父の遺産で買ったアパートの一つらしく万紀子はオーナーだと言う。

「ここは瑛治くんの部屋だ。彼を知ってるの?」
「ええ、もちろん。あなたよりもずっと。ごめんね新一、悪いのは全部あたしなの」

そう謝る万紀子に新一は全てわかるように説明してくれと頼む。
それでも口では説明せずに、カバンの中に入っている手帳に挟んである写真を見ろと言う万紀子。
それは運動会の写真で万紀子と走りだそうとしている小さな子供が写っていた。

「この子供は誰なんだよ。誰なんだよ母さん。この子供は…。一体誰なんだよ」

新一が振り返った瞬間、万紀子は刃物をもって新一に襲いかかる…!

そして、誰もいなくなった最終回あらすじネタバレ!


計画が失敗し追われた新一は小山内の協力もありなんとか警察から逃げることに成功。
その頃田嶋を頼りに訪れた早苗は偶然札束の入ったスーツケースを目にし、田嶋に命を狙われる。
新一は途方に暮れ瑛治のアパートへ戻るとそこには万紀子の姿が!
万紀子が大事に持っていた写真の男の子とは一体…

万紀子の過去と瑛治の目的

30
52日前。
万紀子は弥生の電話を受けてニセ藤堂新一が川野瀬猛であるかもしれないということを伝える。
それに動揺した万紀子はそのことは誰にも言うなと釘を刺し、口封じをした。

そして今日。
万紀子は愛しい息子、新一でさえも手にかけようとした。
ナイフを向けられた新一はそれをかわすと、写真に写っている男の子は新一の弟だと万紀子は言う。

25年前。
婚前契約書というのを新一の父親と交わしていた万紀子。
そこには支度金として万紀子に7千万払い、万紀子の本当の子供はそのお金を元手に養子縁組に出すということが書かれていた。
新一の父親は慎重だったためこのような契約を提示してきたのだ。

「俺の…弟?」

その頃瑛治はニセ藤堂の川野瀬と会っていた。
西条に代わってお金を渡すためだ。
受け渡しかと思いきや、瑛治は川野瀬を殺すと万紀子に電話をかける。

「どう?殺した?あれ?まだ?どこまでもどっちの息子にいい顔したいんだね」
「そうじゃない、そういうことじゃない」
「まあいいや。じゃあ今から彼をあの場所へ連れてきてよ。俺が母親という生き物に絶望した場所」

20年前。
新一の父親が死んだのはとても暑い夏の日だった。

新一は万紀子が金目当てに結婚をしたので、父親が死んだら新一を捨ててどこかに行くだろう、と親戚が話していたのを聞いていた。

「お母さん、僕のこと、捨てない?」
「もちろん、あたしの愛する息子は新一だけ」

そんな会話をしていた。そんな二人が。なぜ。

そして新一と万紀子は昔住んでいた藤堂家へと足を運ぶ。
そこに瑛治が待っていた。

「全部、君が仕組んでたのか」
「そうだよ」

新一が何者かに拉致されて目が覚めたどり着いた屋上でのシーンも、瑛治が仕組んだものだった。
手を撃たれたというのも馬場に撃たせただけだったのだ。

「手がちょっと痛いくらい、新一くんを騙せる喜びに比べたらなんてことなかったね」

新一があのバーに立ち寄ったのも、瑛治に助けを求めたのも、全ては瑛治の計算だった。
少し計算外だったのは西条だと瑛治は言う。
瑛治の依頼は川野瀬を藤堂新一として世に知らしめるところまでだったが、そのあと関係者を嗅ぎまわったのは迷惑だったと。

「ドローンが引き返したのも、瑛治君?」
「新一君が国家反逆罪の現行犯で捕まるのも楽しそうだなーって」

そう、瑛治の目的は世界を孤独にすることじゃなく、新一から全てを奪い新一を孤独にするものだったのだ。

「そう、それがA案。そしてそこからうまく逃げられるのがB案」

ミス・イレイズが川野瀬の情報を消したのも、はるかと斉藤が死んでしまったのも、全て瑛治の仕業というのか…?
でもさすがに一人で全部は無理だ。

「新一君が思ってるほど人って強くないんだよ」

そう言うと瑛治は小山内の話を持ち出す。

これまでの裏切り

31
小山内はすぐに対処をしていれば新一のなりすまし事件も解決できたがパーソナルナンバー推進派との派閥争いのネタになるかと思いそれをしなかった。
最後に新一を助けたかのように思えたが、瑛治が新一のパソコンのデータをちらつかせるとそれを受け取ったこと。
それを公開すると総務省はパニックになるが、パーソナルナンバーの欠陥を暴いたヒーローになれるからだ。

田嶋も2億円横領のことで脅したのであっさりミス・イレイズを使って川野瀬のデータを消したのだという。
恋人や家族ですら簡単に裏切るのだと。

「でも俺は信じる。例え裏切られても俺は信じるよ」

新一は必死に信じようとする。
こんな茶番に付き合ってられない、と万紀子の車椅子を押しその場から去ろうとするが…

「新一君、君は誰に一番裏切られていると思う?」
「はぁ?」

クリスマスは毎年仕事でビデオメッセージとプレゼントだけだったが、実は仕事というのは嘘で、捨てた瑛治の機嫌をとるために瑛治の元へ行っていたこと。
新一のパーソナルナンバーを簡単に教えてくれたこと。
一か月間、ボイスチェンジャーを代行してくれたこと。

「この女は平気な顔で嘘をつき裏切るんだよ」

子どものころに車に轢かれそうになったのも万紀子が殺そうとしたのだと。
しかし、新一を押して後悔しかばったことで下半身不随になったのだ。

「ともや…」
「俺をその名前で呼ぶなぁ!」

万紀子は最初はお金のためだけに再婚した。
それもこれも瑛治をいい教育を受けさせたいためからだ。
新一のことは好きになれそうにもなかったが、新一が自分を本当の母親のように優しく接してきたため愛情が生まれたのだとか。

そう、瑛治は万紀子を迎えにと20年前の葬儀に来ていたのだ。
そこで聞いた万紀子のあのセリフ。

「もちろん、あたしの愛する息子は新一だけ」

それで瑛治は新一を憎むようになった。
遺産だけが残ったから、再婚相手が死ねば自分の元に戻ってくるだろうと信じてやまないのは普通だろうと。

瑛治は曲がったことが嫌いな新一への唯一の復讐はこれだといいナイフを2本差し出す。
殺人者にさせることが新一を一番苦しめるはずだと考えているようだ。

「最初から最後まで俺に騙されて憎いんだろう?なら殺せるはずだ」
「それでも俺は、人を殺さないよ」

新一が瑛治を殺す。
殺さなければ瑛治は万紀子を殺す。
実の息子を殺されたくないなら万紀子が新一を殺す。

「…もうやめて」
「なら俺が死ぬだけだ」

孤独から一番遠い所

32
瑛治のその言葉に万紀子はたじろいでしまう。
息子は一人しか選べないんだと瑛治は脅す。
隙を見た新一は瑛治に飛びかかり押し倒す。

「やったね新一君、俺を殺すチャンスだぞ」

「暗闇に逃げ込むのは簡単で、正しく生きようとするのは難しいって。人を憎むことは簡単で、人に優しくするのは難しい。それでも人は、寄り添いながら生きてく」

馬場と砂央里と4人で暮らした時は友情が存在し確かに絆があったはずだと新一は訴える。

「あぁ、あの二人ね、死んじゃったよ。寂しい人間は優しくするとすぐ言うことを聞くからね」

新一はそこで初めて二人の死を聞かされる。
そしてはるかと斉藤も瑛治の手の上で踊らされていたことも。

「ほら!俺が憎いだろう!殺せよ!殺せよー!」

瑛治はそう叫び殺すようにと誘導するも新一はかたくなに拒む。

「はぁ~。それならC案になっちゃうじゃないですかぁ。俺が新一君を殺す」
「いや、君には俺を殺せない。殺さない」

笑わせるな、俺は殺せるぞ、と瑛治は新一の足を刺してみせる。
そしてとどめを刺そうとしたその時、万紀子が瑛治を刺した。
瑛治は振り返り万紀子にもたれかかると最後の力で万紀子を刺す。

二人はほどなく死んでしまった。
最後に万紀子が言った言葉が気になる。

「私を…消してね」

田嶋に襲われた早苗だったが、五木の登場により命は救われた。
しかし五木はゴルフクラブで田嶋を殴ったせいで田嶋は死んだ。

五木は身を潜めていたこれまでの間、横領事件に疑問を抱き田嶋を張っていたという。
スーツケースの中身をもって出て行こうとしたが、早苗の説得により札束を一つだけ置いていった。

警察の取り調べで早苗は五木のことは隠し、強盗だと言い張る。
そして残していった札束が証拠となり、新一が横領したのではないことが証明された。

後日警察の調べによるとそこには万紀子の遺体しかなかったという。
瑛治の姿はなかったが、万紀子を包むように瑛治の着ていたシャツがかぶせてあったのだとか。
新一は瑛治の存在を隠した。
隠したところで瑛治はすでにどこかで死んでいる可能性の方が高いが。

そして、ついに、新一はなりすましの被害に遭っていることが証明され、堂々と藤堂新一と名乗れることに。

出所すると早苗が迎えにきてくれていた。
ただ一人、新一を信じ続けて待っていた早苗だ。

やがて子供は生まれ、小山内との友情も回復した。

新しい命も、失った命もすべて受け入れて生きてゆく。
「俺は今、孤独から一番遠い所にいる」






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